以前の記事で自分の意思で海外へ行くには様々な方法があることをお伝えしました。

このうち、収入を得ながら最も長期滞在できる方法は現地採用として海外の企業へ就職する方法です。私はインドで現地採用として働いていますが、この記事では海外就職を実現するまでの道のりをお伝えします。

海外就職に関する情報収集

まずは1にも2にも情報収集です。インターネットには様々な情報が飛び交っていますが、中には人によって見解が分かれる情報もあります。例えば

インドの大気汚染は全く問題ありません。

という人もいれば

私は大気汚染のせいで倒れてしまいそうだ

という人もいます。現地在住者の体験談など多くの情報に触れていくと、より詳しくリアルな状況が分かってきます。情報収集を進めていくうちに「なぜ自分が海外就職をしたいのか」「なぜその国なのか」という志望動機もクリアになってくるかと思います。収集すべき情報は大きく分けて2つあります。

私が海外就職の情報収集でお世話になったのがグローバル人材塾さんです。グローバル人材塾さんでは、国別に最新の就職情報をまとめて発信してくれており、キャリアの相談にも乗ってくれます。欧米も含め多くの国の情報を紹介して頂き幅広く効率的に情報収集ができるので、一人で進めるよりも効率的に進めることができます。

海外就職・海外求人ならGJJ | 海外転職・その後のキャリアまでサポート

GJJグローバル人材塾の海外就職・海外求人情報メディアです。圧倒的な海外求人情報数を誇り、主にアジア諸国シンガポール、マレーシア、ミャンマー、ベトナム、タイ、カンボジア、フィリピン、中国、香港、インド、インドネシアなど多数の国の海外就職・求人情報が満載です。

グローバル人材塾URL  https://www.kaigai-shushoku.com/

履歴書・職務経歴書の作成

ここは国内転職と基本的に同じかと思いますが、英文レジュメを用意しなければなりません。なお、上述したグローバル人材塾さんでは履歴書・職務経歴書の添削のサービスも提供されています。

エージェントへの登録

国別の情報を分析して、自分がどこの国に就職をしたいのか決めたら、その国の人材紹介会社(エージェント)に登録します。「その国のエージェント」と言っても、現地人がやっているエージェントではなく、リクルートやJACなどの日系エージェントの現地法人です。

特にインドの場合、現地の企業は給料を払ってくれなかったり、ビザのサポートがなかったりと色々大変なようなので、自分で探すよりもエージェント経由で信頼のできる企業に応募した方が安心です。不動産の仲介と異なり、人材紹介の場合は企業側だけに費用負担が発生し、応募者には費用は請求されません

応募・面接

エージェントに履歴書・職務経歴書を提出すると、順次仕事が紹介されます。そして応募の結果書類選考に通ると、面接となります。

海外就職での面接については下記記事に詳しく書きましたので、ご参照ください。

現職への退職意思表示

内定がでたら、内定先から発行されたオファーレターにサインをし、現職に退職の旨を伝えます。このときに退職・入社時期についても調整が必要になります。ここから就労ビザの取得となりますが、退職の旨を伝えたのに就労ビザが下りなかったなどということになったら大惨事です。エージェントを通してアジアの国へ就職するのであればまず就労ビザは降りるはずなので心配ありませんが、念のため就労ビザが下りない可能性がないかどうかはエージェントや内定先企業にご確認ください。

ちなみに、インドでは給与がINR162,5000を超える雇用契約を締結しているのに就労ビザが下りなかったという話は、少なくとも私は聞いたことがありません。

就労ビザの準備をする

通常、アジアの国の場合には内定企業が就労ビザ取得のサポートをしてくれるため、企業と一緒に書類を作成して大使館へ提出します。そして就労ビザを取得します。

予防接種を受ける

インドの場合は破傷風、A型肝炎、狂犬病、B型肝炎、日本脳炎、腸チフスなどの予防接種が推奨されています。

最新の情報は在インド日本大使館のホームページをご参照ください。それ以外の国についても、それぞれの国の日本大使館ホームページをご参照ください。

引越の準備をする

家の賃貸契約の解約通知、携帯電話、電気、水道、ガス、自宅のインターネットなどを解約しなければなりません。

また家財道具がある場合、ベッドやテーブルなどを海外へ輸送するのは現実的ではないので処分しなければなりません。

海外へ持っていくもの(服や本など)は、全てスーツケースへ詰めきれれば問題ないですが、詰め切れない場合にはEMSで郵送する必要があります。

私の場合は内定先の会社に置かせてもらえたので、日本にいる間に自分でEMSで郵送しましたが、内定先の会社に置かせてもらえない場合には日本で友人や親族に頼んで一時的に保管してもらい、滞在先の国で住所が決まってから郵送してもらう必要があります。

また、海外へ持っていかない荷物については実家や友人宅に置かせてもらうか、有料のトランクルームに保管することになると思いますが、現地採用で有料のトランクルームを使っているという話はあまり聞きません。

内定先の企業も親族も友人も一切頼れない、またトランクルームを利用する費用も出せないという場合には、スーツケースで持ち切れる量の荷物を除いて全て処分するしかありません。

日本国内で必要な届出手続をする

日本の国内で必要な届出は、退職前にできるものも一部ありますが、大体は退職後渡航前に行うことになると思います。日本国内で必要となる手続きについては下記記事をご参照ください。

退職・海外渡航

海外渡航前には家の引き払いや役所の手続き等、やることが色々あります。従って、最終出社日の翌日に海外渡航というのは難しいでしょう。最終出社日から海外渡航まで、最低でも1週間、できれば2週間は余裕を持ちたいです。

移住後の現地での手続き

移住後も現地での手続きがありますので、渡航の翌日から働けるわけではありません。国によって異なりますが、どこの国でも以下のような手続きは必要になります。

どの程度の時間がかかるのかはエージェントや内定先に企業にご確認ください。インド(チェンナイ)のケースについては別の記事で改めてご紹介します。日本での退職の翌日に渡航できるわけではないのと同様に、渡航日の翌日から働けるわけではありませんので、余裕を持った渡航日の設定が必要です。

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