インド旅行で飛行機を利用するときに注意べきこと5選

個性が強いインドの鉄道やバスと異なり、さすがのインドといえども空港や飛行機の仕組みは世界各国とそこまで変わりません。

しかし、それでもインドで飛行機を利用する場合特有の注意点がありますのでご紹介します。

搭乗口・搭乗時間を随時チェックする

インドの電車は何時間も遅延したり、直前に出発ホームが変更になることが珍しくありませんが、これは飛行機でも同じです。しかも無連絡変更です。

日本を始めとする多くの国では搭乗ゲートが変更になることなど滅多になく、万が一搭乗ゲートが変更になった場合には大問題なので構内アナウンスで何度も連絡をするのではないかと思います。

ところが、私の住んでいるチェンナイにある空港は「お客様に静かで快適な空間を提供する」ということをポリシーにしており、どんな場合でも構内アナウンスがありません。

たとえ出発時刻が変更になろうと、搭乗口が変更になろうと、アナウンスはありません。

従って、常に自分でフライト情報のモニタをチェックしていなければいけません。

先日、空港に到着したら、私の乗るブバネシュワル行き出発時刻が「1時間遅延」になっていました。

そこでラウンジでのんびりしていたところ、ふと搭乗案内モニタに目をやると、私の乗る便が

FINAL CALL(最終搭乗案内)

と書かれています。

なんと、遅延していたはずの飛行機が知らない間に定時へ変更になっていたのです。

大慌てでラウンジを飛び出して搭乗口へ行ったところ"CLOSED"になっていたので、「終わった」と思いました。

ところが、全ての出発便を一覧表示しているモニタを見るとブバネシュワル行きはまだ「FINAL CALL」になっています。

そこで改めて確認すると、知らない間に搭乗口が変更になっていました。

変更後の搭乗口に猛ダッシュで行くと、"ブバネシュワル Final Call"と書かれていました。

「間に合った〜」と思って搭乗口へ行くと、係員に「ブバネシュワルはあっちだよ」と言われ、指を指された方を見ると"コルカタ行き"と書かれていました。

「コルカタ」って書かれてるけど、本当にブバネシュワルなの?

係員
あればブバネシュワル行きです。画面の表示は気にしないで並んでください。
疑心暗鬼でしたが、並んでいた人に確認したら本当にブバネシュワル行きでした。
チェンナイ空港での搭乗口の無連絡変更はこれで2回目でした。
チェンナイ空港に限らず、インドの空港でのアナウンスはそこまで親切ではありません。
なお、後ほど確認したらSMSで出発時刻と搭乗口変更のメッセージが来ていました。
SMSには毎日DMが何十件も来ていたので無視していましたが、確認する必要がありました。
しかしインドの携帯電話番号を持っていない旅行者・出張者にSMSは送られて来ないので、旅行者・出張者は常に出発案内のモニタをチェックする必要があります。

空港にはかなりの余裕をもって到着する

多くの場合、インドの国内線は45分前、国際線は1時間前にチェックインカウンターを閉めます(航空会社によって異なる場合がありますので詳細は航空会社にご確認ください)。

日本の場合には1~2分遅れてもねじ込んでくれる場合がありますが、インドの場合はチェックインが1秒でも遅れるとシャットダウンされると考えた方が無難です。

もちろんインドでも空港により、担当者により融通が利く可能性はありますが、融通が利かない場合の方が多いと考えて差し支えありません。

チェックインカウンターが長蛇の列となっていてチェックイン時刻に間に合わなかった場合にも容赦がありません。

自分たちは平気で遅れるのに客の遅刻は許さないというのがインド流の接客です。

チェックインカウンターで手間取る場合の他に、私がとてもヒヤッとしたのは出国手続きのシステムが不具合を起こして30分近くも出国できなかったときでした。

私の場合は時間に余裕があったので無事に出国することができましたが、搭乗時刻ギリギリであったら間に合わなかったと思います。

インドの場合、国際線は出発時刻の3時間前に空港へ到着しておくべきだと言われています。空港でトラブルがなくても、道が大渋滞したりメトロの改札が壊れて電車に乗り遅れたりといったリスクもありますので、いずれにしてもインドではかなり余裕をもって空港へ到着されることをおススメします。

空港入場時にはチケットとパスポートを準備する

インドで空港の建物へ入場するときには、パスポートと航空券を係員に見せなければなりません。これは国内線でも同様です。つまり、飛行機に搭乗しない人は空港の中には入れず、もし中に入りたければ入場券を購入しなければなりません。

従って、国内線に登場するときでもパスポートは必ず持っていくようにしてください。そもそも、ホテルに宿泊するときや長距離鉄道に乗るときもパスポートの提示は要求されますので、インドでは国内旅行であってもパスポートは常時必携です。

航空券については紙で印刷しておく必要はなく、スマホの画面を見せれば問題ありません。但し、インドではしばしば通信が悪くなるので、クラウド上に保管されたファイルを見せるのではなく、スマホの中にファイルを保管しオフラインでも表示できるようにしておくことをおススメします。

私は万一携帯が壊れた場合、または携帯を紛失した場合に備え、念のため毎回航空券は印刷して持参しています。

インド在住者は国際線利用時にFRROも忘れない
国際線の場合、インド在住の方はFRROも忘れずに印刷して持参してください。こちらはスマホ画面提示では認められないようです。万一FRROを掲示せずに出国できた場合でも、入国時に提示を求められ、持っていなければ再入国できないことがあります。郵送される原本を提示する必要はなく、メールで送られるPDFを印刷して持参すれば大丈夫です。
FRROについては下記記事をご参照ください。

国際線の場合はインドルピーの持ち出しが1万ルピーまで

外国人のインドルピーの国外への持ち出しは1万ルピーまでと制限されています(インド人はインドルピーの持ち出し禁止)。

もし大量のインドルピーを持ち出そうとして空港のセキュリティで見つかった場合、没収されるのか強制的に両替させられるのかは経験がないので分かりません。

そもそもインド旅行者は使う分のルピーだけ少しずつATMから引き出すか、インドルピーへの両替を行うはずです。

従って、旅行者が1万ルピーを超えるような大量のインドルピーを国外へ持ち出す事態というのは想定しづらいです。しかし、ATMが見つかるか不安で大量のルピーを引き出してしまった場合などは、諦めて帰国前に両替屋で円やドルなどに交換しなければなりません。

なおインド在住者がインドで稼いだルピーを日本へ持っていきたい場合には、インド銀行のデビットカードを日本のATMに挿入して日本円を引き出すのが最もおススメです。詳しくは下記記事をご参照ください。

深夜に空港へ到着したら日の出まで待つ

日本からインドへの直行便はほぼ深夜に到着します。乗継便でもインドの国際線はなぜか深夜到着が多いです。

空港(特にニューデリー)へ深夜に到着したら日の出まで空港で待機した方が無難です。

深夜に到着するとメトロは動いていませんし、プリペイドタクシーに乗ると変なところへ連れていかれて恐喝に遭うという話もあります(特にニューデリー)。

まとめ

インドではトラブルが絶えませんが、それは飛行機も例外ではありません。

飛行機の遅れや手続きの遅延等は日常茶飯事ですので、余裕をもったスケジュールを組まれることをおススメします。

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