インド駐在が決まった方、インド就職を決めた方の中には
という方もいらっしゃいます。
実は、インド在住日本人は余暇を最大限に満喫している人と、禁固刑のような生活をしている人と、両極端に分かれます。
私はインドで生活して約1年になりますが、様々な方とお会いしてインド生活の楽しみ方を伺いました。
そこでこの記事では、インド在住日本人の主な休日の過ごし方についてご紹介します。
この記事を読めば退屈な生活を送る不安から解放されます。
日本人会の活動に積極的に参加する
日系企業が集まり日本人駐在員・現地採用が集まるインドの大都市には日本人会があります。
デリー、ムンバイなどは会員数が増えたため活動も落ち着いているという噂ですが、私の住んでいるチェンナイの日本人会は極めて活発に活動しています。
毎年、年末の忘年会には前年9月から当年8月に入会した方が新人迎を行います。そしてこの忘年会には、チェンナイ在住者約900名のうち半数以上の約500名が参加すると言われています。
チェンナイはまだ日本人が少ないこともあり在住者同士の結束が固く、新年会、運動会、夏祭り、忘年会など1年を通して様々なイベントが開催されています。そして、富士や秋平という日本食レストランへ行くと実行委員の方が打ち合わせをしているところを見かけることもしばしばあります。
学校の文化祭や体育祭、または町内会のお祭りのようなイメージでとても積極的に楽しんで参加されている方が多いです。
日本人の各種同好会に参加する
日本人会のイベントには数百人規模の参加があるので、実行委員にならない限りは日本人会のイベントだけに参加していても繋がりを作るのは難しいかも知れません。
日本人会の他に、様々な趣味の人が集まって同好会の活動をしていますので、日本人との繋がりに飢えている方は参加してみてはいかがでしょうか。日本人が多く住んでいる各都市には同好会があります。
ホームページの他、チャロやシバンズといった無料情報誌にも様々なサークルが掲載されています。
私が住んでいるチェンナイはバンガロールと共通で南アジア版のシバンズ、チャロが毎月発行されています。
これらの情報誌は主に日本食レストランに置かれています。
なおここまで書いておいてアレですが、私はインドで旅行とブログ、インド人との交流に専念したいので、日本人会のイベントにも同好会にも全く参加していません。
趣味を始める
インド生活は日本に比べて時間があるので、趣味をするには良い機会かと思います。
- 「いつか読もう」と思って積みっぱなしだった本を日本から持ってきてゆっくり読む
- 絵や手芸、楽器などを始める
- インドの街並みを写真に撮る
- ジムで運動をする
- ヨガや英語を習う
- ゴルフをする
などが挙げられます。子どもがいた場合には遊びに行く場所がないですが、街中が動物園みたいなものなので少し散歩をするのも良いかも知れません。
※デリーの場合は大気汚染対策が必須ですが・・・
旅行をする
旅行も趣味のうちですが、インドは旅行するには最適な場所です。
- 物価が安いので飛行機や高級ホテル、チャーター車を使ってもそこまでの出費にならない
- インドは中国や中東に匹敵するほど長い歴史を持ち、仏教を生み出した場所でもあるため観光名所が多い
- インドはユーラシア大陸の中央(の南側)に位置し、東南アジア各国や中東、中央アジアにも旅行しやすい。
トルコやイタリアなども日本に比べたら行きやすいです。もちろん、中東となると長期休暇が必要ですが、タイやシンガポールなどであれば週末だけでも十分ゆっくり楽しむことができます。
タイのバンコクへ行けば日本の物は何でも揃っていますので、気分転換ができます。バンコクへの買い出し旅行の詳細については インド在住者がタイのバンコクへ買い出しに行く時に必要な情報まとめにまとめていますのでご参照ください。
インドの旅行についてはこのブログでも随時情報を発信していますので、ぜひ当ブログの「アジア旅行」カテゴリーをご覧ください。
情報を発信する
インドに関する日本語の情報はまだまだ限られているので、身近な情報を発信するだけでも意外と価値がつく可能性があります。
例えば、バンコクやシンガポールの空港に関するブログ記事は、私にはとても書けないような素晴らしい記事がたくさんあります。
しかしインドの各空港となると、ブログの情報は限られます。そこで、私みたいな初心者ブロガーが記事を書いても意外とgoogle検索で上位に表示されます。
そして、在住者は少ないインドですが旅行者はそれなりに多いので、意外と検索ボリュームがあります。
旅行者が1度の旅行でインドの空港について詳しく理解するのは難しいですが、在住者として何度も出張等で空港を使っていればそれなりに詳しくなります。
在住者にとっては当たり前のことでも、旅行者や出張者にとっては貴重な情報ということは少なくありません。
インドに関する英語の情報ならいくらでもありますので、自分自身の体験を交えながら英語の情報を日本語でまとめて発信するだけでもそれなりにアクセスが集まります。
インドでYouTuberをやっている人はまだまだ少ないですが、有名な「今日ヤバい奴に会った」さんのように顔を出さずに動画を作ることもできます。
たとえばインドで子育てをしている方なら、その内容を発信するだけでかなりオリジナリティのあるコンテンツになるのではないでしょうか?
インドでしかできないこともある
インド生活はとても退屈に思われるかもしれませんが、インドでしかできないこともたくさんあります。
せっかくの機会なので、ぜひ新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?