カオサン通り

 

駐在員であれ現地採用であれインドにずっと滞在していると息が詰まりそうになりますが、日本へ帰るのは遠いため、週末や3連休を利用してバンコクやシンガポールへ気分転換に出かける人が多いです。チェンナイの場合、バンコクへは直行便で約3時間半、安いときであれば往復3万円ほどで行けるため、とても行きやすいです。

インドに住んでいると、バンコクの空港でセブンイレブンとファミリーマートを見ただけで解放感に包まれます。

スワンナプーム コンビニ

インドにもコンビニはあるらしいのですが、個人商店が政策的に保護されているそうなので、あまり一般的ではありません。下の写真はインドにあるセブンイレブン「風」のコンビニ?です。

インドのコンビ二

インドへ来るまでタイには大して興味がなかったので訪問する機会がなかったので全く知らなかったのですが、バンコクには日本の物が驚くほど何でも揃っています。電車のどの駅で降りてもひらがな・カタカナが目に飛び込んできます。

ホームを降りると目に入るのがユニクロ、無印、大戸屋、駅の階段を降りるとツルハドラッグがあって、セブンイレブン、路地を曲がるとラーメン屋が2件、なんてレベルの駅もたくさんあります。

私も、インドへ来て8ヶ月ほどですがバンコクへは2回行っています。インド在住者の視点で見たバンコクは日本からの旅行者やバンコク在住者とはまた違うのではないかと思うので、この記事ではインド在住者がバンコクで何をするのかを私の独断と偏見でご紹介します。

※バンコクの情報自体についてはバンコク在住の方が書かれている詳しくて分かりやすいブログがたくさんありますので、この記事ではあくまで「インド在住者目線でのバンコク」について書きたいと思います。

食材の買い出し

インドはとにかく日本のものが少ないです。

「買い物」ではなく「買い出し」と呼ばれていますが、「買い出し」という単語をググると「第二次大戦中や戦後の食糧不足の時代に、都会に住む者が食糧を買い求めるために農村に出かけたこと」などとヒットしますので、インドの生活環境のシビアさを実感して頂けるのではないかと思います。

日本在住者がバンコクで買うものとしては

  • 肉(特に牛肉と豚肉)
  • 日本の調味料(醤油、みりん、味の素など)
  • お菓子

などが挙げられます。人によっては、野菜なども買い出しをするそうです。インドでも野菜は安い値段でいくらでも手に入りますが、こだわりのある方は農薬が気になってしまい洗っても食べられないそうです。

肉類

肉は、鶏肉についてはインドでも比較的入手しやすいですが、豚肉や牛肉はあまり手に入りません。手に入りますが鮮度が悪かったりするので、こだわりのある人は後述するフジスーパーでなんと半年分の肉を購入し、保冷剤をつけてインドへ持って帰って冷凍します。そして半年ごとにバンコクへ買いに来ます。

インド在住の日本人の家には大き目の冷凍庫が準備されていることが少なくありません。我が家にもあります。使ったことはありませんが…

冷凍庫

外国まで肉を買いに来る・・・って凄いですよね。ちなみに私はフジスーパーでは調味料のみ購入し、肉は買ったことがありません。インドでは調味料がなかなか手に入りづらいので、鍋キューブなどを買って帰りました。

調味料

醤油やソース、みりんなどの本当に基本的な日本の調味料はインドでも手には入りますが、非常に高価です(ブルドック中農ソースが1本1700円くらいします)。一方、「麻婆豆腐の素」などになるとあまり手に入りません。

お菓子類

インドでもオレオ、プリングルス、ポップコーンなど一部のお菓子は入手できます。しかし、大抵のお菓子はインドの味付けがされていて日本人には親しみがありません。煎餅などはまず食べられないので、バンコクで買ってきます。

フジスーパー

バンコク フジスーパー

バンコクでの買い出し先としてインド在住者の間でとても有名なのがフジスーパーです。フジスーパーはバンコクに4店舗を展開しているそうなのですが、プロンポンにある1号店へ行ってみました。

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チェンナイにも黒船という日本食材の店がありますが、黒船がたったの3畳程度の店であるのに対しフジスーパーの規模は日本のスーパーと全く変わりません。

写真を見て頂くと分かりますが、ありとあらゆる日本の食材、調味料が揃っています。タイ在住者は日常的にこのスーパーへ買い物に来られるのですから、羨ましい限りです。

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日常の買い物をする人に紛れて、フジスーパーでスーツケースをゴロゴロしながら銀座や秋葉原の外国人さながら爆買いをしている日本人がいるとしたら、それは大抵インド在住の日本人です。ひょっとしたらインドだけではないかも知れませんが、周辺諸国で日本食品に飢えた日本人がフジスーパーへ爆買いにやってきます。フジスーパーの前でスーツケースを開けて購入品の整理をしていた人が私たちの他にもいました。

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チェンナイ日本人会のホームページにも買い出しの情報が詳細に書かれていますので、買い出しに行かれるインド在住者の方はご参照ください。

また、チェンナイで手に入る食材・日用品については下記の記事をご参照ください(インドの他の都市もそこまで大差ないとは思います)。

日本食を食べる

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バンコクは安くて美味しい露店などのローカルフードなども充実しているので、日本からバンコクを訪れるとタイのローカルフードは楽しみの1つかと思います。

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しかし、インドからバンコクへ行く日本人の多くが楽しみにしているのはローカルフードよりも日本食です。インドでは「日本料理屋が市内に数軒」という感じですが、バンコクはラーメン屋だけでも札幌ラーメン、喜多方ラーメン、横浜ラーメン、九州ラーメンなどあらゆる種類のラーメン屋がそれぞれ何軒もあって激しい競争を繰り広げています。

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インドにいる日本人は基本的に日本食には飢えているので、バンコクで日本食を一通り食べると非常にリフレッシュします。私は日本から海外へ旅行した時には現地のローカルフードを楽しみたい方なのですが、インドからバンコクへ行った時だけはタイのローカルフードなどを食べている場合ではなく、朝から晩まで一通りの日本食を食べ漁りました。居酒屋、ラーメン屋、焼肉屋、定食屋、蕎麦屋、寿司屋、しゃぶしゃぶ屋など、何でもあります。

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日本にいる知人から「インドでも日本のテレビを見られるサービスがあるよね」などと言われるのですが、私の場合にはYoutubeで日本の番組を見るだけでもストレスが溜まります。何故なら、ドラマやバラエティーで美味しそうに日本食を食べている様子を見ても、インドにいる限りすぐには食べられないからです。

インドにも日本食のレストランはありますが、メニューのバラエティはどうしても限られます。バンコクはチェンナイからベンガル湾を挟んで反対側に位置しますが、海を越えただけでこんなに違うのかと衝撃を受けます。チェンナイにある日本食レストランについては下記の記事をご参照ください。

マッサージを受ける

バンコク ワットポー39 直営店

インドにもアーユルヴェーダマッサージというのがありますが、個人的にはタイマッサージの方が好きです。

※インドでも安くて素晴らしいマッサージは探せばあるのかも知れませんが、まだ見つけていません。

バンコクへ来たら、どこを歩いてもマッサージ屋がありますが、私はいつも知人に紹介されたワットポー・マッサージスクール スクムビット校・直営店39というプロンポンにあるマッサージへ行っています。

施設内の案内は全て日本語で書かれており、お客さんもほぼ日本人です。

タイマッサージ 日本語案内

写真のように、カタカナ-タイ語でマッサージ師さんとコミュニケーションを取るための紙を渡されます。

2時間THB610で、最高のマッサージを受けられます。そして、4階建で部屋数もマッサージ師も多いため、混雑していてもそこまで待たされません。

正直なところ、個人的にはここがバンコク最大の楽しみです。

外を歩く

これはインド在住者が一般的に考えているわけではなく私の個人的な意見ですが、インド在住者はバンコクへ来たら歩いた方がいいです。インドにいると外を歩くのが大変なので車移動が中心になり、どうしても運動不足になりがちです。どうしてインドでは外を歩けないのかは下記の記事をご参照ください。

チェンナイの場合にはビーチがあり、ビーチへ行けば比較的歩きやすく空気も良いのでまだマシですが、グルガオンなどの場合は空気が悪いので散歩すればするほどPM2.5を吸い込んで逆に身体に悪いんじゃないかと思う程です。

私の場合、東京で働いていた時は家と最寄り駅、会社と最寄り駅の間を毎日歩くだけでも、気がついて見たら1万歩近く歩いていました。ところが、インドへ移住してからは毎日の歩数が1000歩いくかどうかです。

バンコクも東京と同様、電車に乗って街を回るだけでも結構な散歩になります。

まとめ

バンコクからインドへ帰るとき、バンコクの空港のインド行き便搭乗口の前にインド人が大勢いるのを見て「帰って来た~」という実感が湧きます。この記事ではタイが天国でインドが地獄であるかのように書いてしまいましたが、それは事実なので

そんなにタイが良ければタイに住んだら良いのでは?
と思われるかも知れません。しかし私は理由があってインドで就職をしています。タイとインドの就職事情を比較した記事を書いていますので、詳細はそちらをご参照ください。

追記:スワンナプーム国際空港での仮眠問題

スワンナプーム BoxTel

バンコク旅行者への参考情報です。

バンコクの空港に到着したらまずはSIMを購入しますが、到着ロビーを出た1階にSIMカードのお店がたくさんあり24時間空いているようなので、簡単に購入することができます。

インドのように「アクティベートに12時間かかり、それまで州を出てはいけない」といった面倒なこともありません。私は8日でTHB 299のものを購入しています(8日もいらないですが、それが購入最小単位だと言われました)。

SIMを購入したら朝まで仮眠を取ります。チェンナイ限定の話になりますが、チェンナイからバンコク(スワンナプーム国際空港)への直行便は

  • チェンナイ午前1時発 バンコク午前6時着 タイ国際航空
  • チェンナイ午後8時発 バンコク午前1時着 India Go

があります。タイ国際航空を利用して、深夜に飛行機で睡眠を取って朝から活動するという方も多いです。しかし私は飛行機では寝つけず、徹夜明けでバンコクへ到着しても疲れていて1日を無駄にしてしまうので、India Goを利用してスワンナプーム国際空港で朝まで仮眠を取ります。

スワンナプーム国際空港は、出発側のラウンジは充実していますが到着後に利用できるラウンジがありません。電車が動くのは朝方からのため、空港では毎晩大勢の人が椅子に座って待っているか、横になって寝ています。ただ、椅子だと疲れが溜まるため私は"Boxtel@Suvarnabhumi Airport"という仮眠施設に宿泊します。

スワンナプーム BoxTelへの通路

場所は、地下1階へ降りて地下鉄の改札を過ぎて右折し、通路(地下鉄の改札の左側にある通路)を直進して、両替所などを通り過ぎて一番奥まで行きます。

1人ずつのブースに分かれており、ブースは28ありました。ネットで調べた情報では「12から20に増えた」と書かれているので、徐々に増えているのかも知れません。宿泊するとペットボトルがもらえます。

バンコク スワンナプーム空港

値段は4時間でTHB 1,250、6時間でTHB 1,550、8時間でTHB 2,450と、決して安くはありませんが、空港直結という立地の良さからコストパフォーマンスは良いのではないかと思います。

空港の中心から離れているため非常に静かですが、6時くらいからアナウンスが始まり8時にはタイの国歌(?)のような歌が流れるため、うるさくて何度か目が覚めます。しかし、椅子で横になるよりは疲れないのではないかと思います。

"Boxtel@Suvarnabhumi Airport"はBooking.comやExpediaからでも予約ができます。

予約せず飛び込みの場合、最低利用時間は2時間で、以降1時間単位で延長ができます。

一方、オンラインで予約する場合は4時間単位での予約となり、午前0時~4時、4時~8時といった単位で予約をします。

例えば4月1日の4:00~8:00まで使いたい場合には、Booking.comなどで予約するとシステムの仕様上

チェックイン  4月1日

チェックアウト 4月2日

と表示されますが、これで大丈夫です(チェックイン日が基準なので、チェックアウト日は無視してください)。

チェンナイからのIndia Goは午前1時頃に空港へ着きますが、予約が午前4時からの場合、空きベッドがあれば追加料金を払って前倒しでチェックインをすることができます。

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