インド・チェンナイで入手できる日用品(フェニックスモール)

インド駐在やインド就職が決まった皆さん、インドの生活で何が手に入るのか心配ですよね?

実は、大抵のものは手に入ります。

なぜなら私もインドに1年ほど住んでいて、日本や海外へ買い出しをしなければ手に入らないものは殆どなかったからです。

この記事では、私が住んでいるチェンナイで手に入るものと入らないものをご紹介します。

なおデリー、ムンバイ、バンガロールでもそこまでチェンナイと変わらなりません。

以下にあげるお店は全てフェニッスクモール(Phoenix Mall)に入っているお店です。

チェンナイで必要な物は衣類、電気製品、家具、文房具などは基本的に全てフェニッスクモールで手に入ります。

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家具

チェンナイホームセンター入口

ニトリと同じような家具屋が色々あります。写真は「Home Centre」というチェーンですが、他にも同じような家具チェーンがあります。

チェンナイホームセンター寝具売場

家具屋では日本と同じように食器類、ホウキ、チリトリやモップ等の清掃用具、寝具などを売っています。日本の家具屋と異なるのは、ガネーシャ像やブッダ像などの宗教関係の置物がたくさん売られていることです。

チェンナイホームセンター仏具売場

日本人がインドで住む家は大抵家具付きですが、家具なしの場合でも一通り必要なものは揃います。なお、日本から輸送するのであればインドで買った方が遥かに安いです。私は、枕だけはお気に入りのものを使っていたので日本から持って行きましたが、それ以外のものはインドで調達しました。

食器・調理器具

食器類や調理器具類はほぼ問題なく手に入ります。AMMANAANAや大阪フーズというスーパーでは箸も手に入ります。IH鍋も売っていました(IHヒーターは電気屋で売っています)。

チェンナイホームセンター調理器具売場

ガラスや陶器については問題ないのですが、プラスチック製のものについてはあまり質が良くないため日本から買って行く人もいると聞きます。また、魔法瓶については保温性が良くないため、私は日本で買ったものを使っています。ZOJIRUSHIの水筒を使っていると、何人かのインド人から「凄く質が良さそうな水筒ですね、いくらですか?」と5回くらい聞かれました。

チェンナイホームセンター食器売場

<雑貨類>

チェンナイ99ショップ入口

「99 SHOP」というお店があります。100円ショップのようなイメージですが、99ルピーのものだけでなく、「399ルピー」「599ルピー」など、10の位以下が「99」で終わるものが売られているお店です。

チェンナイ99ショップ文房具売場

チェンナイ99ショップ清掃用品売場

食器や文房具の他シャンプーや石鹸、清掃用具や子どものおもちゃなどを扱っています。

また、「メイソウ」という中国人が経営するお店もあります。「JAPANESE」と堂々と書かれているので、インド人は日系のお店と思っているようで、「あれは中国人がやってるよ」というとショックを受けていました。

メイソウ

メイソウは中国を中心にアジア各国に展開しており(北朝鮮にも出店しようとして、経済制裁に反していると問題になりましたが)インドでも各地に出店しています。「ダイソーっぽくてユニクロ風味、それでいて無印良品」と評されるらしいですが、ロゴのイメージはユニクロ、名前はダイソーっぽく、中へ入ると店内の雰囲気は無印良品っぽいです。

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家電

フェニッスクモールサムスン

テレビ、PC、ケータイ、洗濯機、冷蔵庫、トースター・・・など、一通り必要な家電は揃っています。iPhoneやMacbookなども売られていますが、価格は日本の1.5倍以上するので日本で買った方がお得です。インド人は殆どiPhoneは使っておらず、格安の韓国製や中国製のスマホを使っている人が多いです。インドでも上位中間層や富裕層(と思われる人々)ではiPhoneを使っている人を見かけることはあります。炊飯器もPanasonic製のものが売られています。

フェニッスクモールリライアンス

なお、日本は電圧が100Vですがインドは230Vなので、日本の家電はインドでは使えません。変圧器を使う場合、パソコンやスマホと異なり消費電力が極めて高いので、1500Wくらいまで適応できる変圧器を使わなければなりませんが、それは4万円近くします。従って、日本で使っている家電は売却してインドで買い直した方が良いです。

衣料品

フェニッスクモールH&M

チェンナイZARA店内

ZARAやH&Mなどは出店しています。インド系のお店だと店員が"May I help you?"としつこく着いてきて、全く落ち着いて買い物ができないのですが、外資系のお店の雰囲気は日本と全く変わらず、落ち着いています。値段も日本と同じか若干高いくらいなので、インド人からしたら非常に高級であるはずです。

日本から持って行った方が良いもの

続いて、チェンナイでは中々手に入らないものの、あると役に立つものをご紹介します。

目薬

薬局はあるのですが、あまり目薬は見かけません。探せば必ずあるとは思いますが、目薬を点しているとインド人から「何それ?目にいいの?」などと聞かれたことが3〜4回あったので、かなり珍しいのではないかと思います。なおチェンナイで見かける薬局は調剤薬局のイメージで、マツモトキヨシのようなドラッグストアを見かけたことはありません。

長靴

チェンナイは11月頃に雨季となり非常に激しい雨が降ります。水位が踝より高くなることもあるので、革靴だと靴の中に水が侵入します。インド人はサンダルを履いていますが、路上で何が流れてくるか分からないのでサンダルだと破傷風になるリスクがあります。長靴をしていると「素晴らしい靴だね!それはインドで売ってるの?日本から買ってきたの?」などと声を掛けられたこともあるくらい

ゴキブリ対策用品

チェンナイは3月頃から急に暑くなりますが、私の部屋では暑くなるとゴキブリが発生しました。酷い時には毎日3匹ずつくらい、5cmくらいの大きなゴキブリが出てきました。

隙間テープなどで侵入口を防ぐよう努めましたが、効果がありませんでした。しかし、日本から買ってきたホウ酸ダンゴ(ゴキブリキャップ)を部屋の各所に置いたらすぐにいなくなりました。

インドでも探せばゴキブリ用品は売っているのかも知れませんが、効果抜群でした。

ペン類

ノートはインド製でも良いと思うのですが、インドで買ったペンなどはよく壊れるので日本から何本か持って行った方が無難ではないかと思います。また、付箋などはすぐ剥がれてしまいます。

チェンナイ フェニックスモールについて

チェンナイには多数のショッピングモールがありますが、2019年7月現在ではフェニックスモールが最も規模が大きく充実しています。この記事で紹介した日用品については全てフェニックスモールで入手可能です。

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