インドのチェンナイ国際空港から市内への3つの移動方法

チェンナイ空港から市内への移動方法は大きく分けて4つあります。

チェンナイ空港から市内への移動方法
  • 宿泊先ホテルのピックアップサービスを頼む
  • 空港タクシー(プリペイドタクシー)を利用する
  • メトロ(地下鉄)を利用する
  • 国鉄を利用する

ホテルのピックアップサービスを頼む場合については特にコメントはありませんので、残りの3つについてご説明します。

なお、以下に該当する方はホテルのピックアップサービス一択です!

ホテルのピックアップを頼むべき人
  • インドが初めての人
  • SIMもレンタルWiFiもない人(Google Mapを使えない人)
  • 深夜に1人で到着した女性
スポンサーリンク

プリペイドタクシー

国際便の場合は、税関を過ぎて外へ出る通路に3軒ほどプリペイドタクシーカウンターがあります。国内便の場合は、受託手荷物受取のホールと同じところにプリペイドタクシーカウンターがあります。

チェンナイ空港国際便プリペイドタクシー

上の写真は国際線の空港内にあるプリペイドタクシーカウンターです。国際線・国内線ともに空港の建物の外へ出てしまってもカウンターは何軒かあります。

こちらの写真は、空港を出た外にあるプリペイドタクシーのカウンターです。

なおプリペイドタクシーは現金しか使えません。従って、プリペイドタクシーを利用するためには空港の構内で日本円を両替するか、ATMでルピーを引き出す必要があります。

チェンナイ空港での現金引き出しについてはチェンナイ国際空港 アライバルビザ・両替・ATM・SIMカードをご参照ください。

プリペイドタクシーを利用するには、まずカウンターで

  • ローマ字で氏名(なぜ必要なのか不明)
  • 行き先

を伝えます。行先の伝え方にはコツがあります。

プリペイドタクシーでの行先の伝え方
<例>
ホテル名:The Raintree Hotel
住所  :120, St Mary's Road, Alwarpet, Chennai
この例の場合には"Alwarpet, Raintree Hotel(アルワーペット、レインツリー)"と言えば大抵の場合は通じます。
住所を見て、"Chennai"の次の階層の住所を伝えることがポイントです。
上記の例で言うと"St Mary's Road"と言っても、細かすぎて伝わらない可能性があります。
それでも伝わらなかったらGoogleマップを見せて「ここだよ!」とやる必要がありますが、このときにポケットWiFiがないとGoogleマップを表示できないので日本からポケットWiFiは持ってくる必要があります。

行先と名前を告げて現金を支払うと、領収書を受け取ります。

それを持って空港を出ると、出て道を渡ったところに学校のような机と椅子があり、そこに座っている人に紙を見せると車へ案内されます。

人がいなくても、紙をヒラヒラさせていると「プリペイドタクシー?」と聞かれるので、案内について行けば車へ乗れます。プリペイドタクシーは黒いボディに黄色い屋根の車です。

プリペイドタクシーは安全か

インドの首都デリーの空港では、深夜に空港を出てタクシーに乗ってしまうと(プリペイドタクシーですら)変なところへ連れていかれて強盗に遭うという被害が頻発しています。

※正確に言うと、本物の安全なプリペイドタクシーと白タクの区別がつかないのかも知れません。

ネットで検索しても「デリーでは日の出までは空港から絶対に出るな」と書かれているのをよく見かけます。

しかしチェンナイの場合には、多くの在住者がプリペイドタクシーを利用していますが、そのような被害は今のところ聞いたことがありません。

地球の歩き方にも「南インドは北インドよりも治安が良く、詐欺や恐喝などの被害報告も圧倒的に少ない」と書かれていますが、私も深夜にチェンナイ空港へ到着した際にはプリペイドタクシーをよく利用しています。

ただ、「絶対大丈夫です」という保証はできないので、心配な場合にはホテルのピックアップを頼んだ方が無難です。

なお、日本でプリペイドSIMカードの購入もモバイルWiFiのレンタルもしていない方はホテルのピックアップ一択です。

ホテルのピックアップサービスを頼まない場合、市内への移動はメトロかプリペイドタクシーになります。

料金はホテルのピックアップよりは安いですが、UBERやOLAなどの配車アプリと比べると2倍くらいの価格がします。

また、メトロや国鉄と比べると遥かに高いです。例えばチェンナイ・エグモア駅までの料金は

プリペイドタクシー:500ルピー

メトロ:60ルピー

国鉄:5ルピー

となっています。

メトロ(地下鉄)

バックパッカー向けの安宿が多いチェンナイエグモア周辺などへはメトロで行くことができます。

但しメトロは午後10時頃までしか営業していないため、深夜到着便の場合は利用することはできません。

また、デリーのように到着口に休めるラウンジがあるわけはないので、深夜に到着して始発電車を待っているのだとすればホームレス状態になり、体力を非常に消耗します。

国際線到着口からの行き方

国際便のターミナルから外へ出たら、上記の写真のようなところへ出ます。

ここを左折して道沿いに歩くと、左手にエスカレーターが見えてきます。

このエスカレーターを上ります。

このエスカレーターを上ると、写真のような通路に出ます。

「メトロはこちら」という看板があるので、そこを曲がります。

渡り廊下を真っ直ぐ進みます。

渡り廊下を渡りきって、階段を下に降りると食堂があります(もちろんインド料理のみです)。

階段を降りずにエスカレーターを上るとメトロの改札があります。

Chennai Egmoreまでは60ルピー、Chennai Centralまでは50ルピーです。

券売機では現金しか使えませんが、右にあるカウンターであれば日本のクレジットカードでも購入ができます。

営業時間は夜の10時頃までです。

トークン(切符)を購入してセキュリティチェックを受けると中へ入れます。

チェンナイ地下鉄の概要や乗り方については下記の記事をご参照ください。

国内線到着口からの行き方

こちらが国内線の到着ゲートです。

国内線から行く場合には、到着ゲートを出て右へ曲がります。

道沿いに歩くと上への階段があります。

この階段を昇って通路に出ます。そして「地下鉄はこちら」の案内のところで曲がります。ここからは国際線と同じです。

スポンサーリンク

国鉄(上級者向け)

市内へ最も安く移動できますが、最も上級者向けなのが国鉄での移動です。メトロとの違いについては下記をご参照ください。

メトロ 国鉄
エグモア駅までの運賃 60ルピー(約100円) 5ルピー(約8円)
セキュリティチェック あり なし
走行時の電車の扉 閉める 開けっ放し
混雑具合 いつも空いている 時間帯によっては大混雑
冷房 冷房あり 非冷房
車内アナウンス あり なし
車内電光掲示板 あり なし

国鉄駅への行き方

国鉄の駅はとても分かりにくいところにあり、メトロの駅構内を通り抜けて行かなければなりません。まず、メトロの駅までの行き方は同じです。

メトロの駅で改札に入らず、中央の階段を下へ降ります。

階段を降りてそのまま外へ出ると"WAY TO SURBAN RAILWAY STATION(近郊電車はこちら)"という看板があります。

ここを左に曲がると料金所が見えますが、(車道を横断して)右側の歩道を歩いていきます。

歩道沿いに歩いていくと、駅の入口が見えてきます。

こちらが駅の入口です。"TIRUSULAM PEDESTRIAN SUBWAY"(TIRUSULAM駅への地下歩道)と書かれています。

※インドはイギリス英語なので"SUBWAY"が地下道、"UNDERGROUND"が地下鉄となります。但し地下鉄は"METRO"と言った方が通じます。

階段を降りて道なりに歩いていくと、"WAY TO TICKET COUNTER"と書かれた看板がありますので、ここを左に曲がります。

チケットカウンターで切符を買います。

切符の値段は、左側に掲げられているこの表を参考にします。

Chennai Egmoreへは5ルピー、Chennai Beachまでは10ルピーです。Chennai Central駅へは直接行けないので注意してください。

切符を買ったら元の通路に戻ります。市内方面の電車は1番・2番線へ到着します(反対方面は3番・4番線に到着します)。

なお改札はなく、近郊電車については(長距離列車と異なり)滅多に車内検札もありませんが、たまに検札あるようですし無賃乗車は厳禁です。

プラットフォームはこのようになっています。

電車に乗るときの注意事項

電車は扉を開けてやってきます。日中は大丈夫ですが、早朝深夜の通勤時間帯はこちらの動画のような満員状態で到着します。

そして、満員状態のまま発車します。

この満員状態にスーツケースやバックパックを持って突っ込んでいく体力と度胸のある方だけご利用ください。

しかも車内アナウンスもなければ電光掲示板もないので、Google Mapを見ていないとどの駅を走っているのかがよく分かりません。

近郊電車の路線などの詳細については下記記事にまとめていますので、そちらをご参照ください。

まとめ

ここまで書いておいて身も蓋もないですが、基本的に節約しているバックパッカーの方以外はホテルのピックアップ一択だと思います。

もし自力で市内で行きたい場合には本記事を参考にしてください。

スポンサーリンク