インドの中でもチェンナイをオススメする3つの理由

インドの中で日本人が多く暮らしている都市と言えばデリー・グルガオン 、ムンバイ、バンガロール、チェンナイの4つですが、この中で私が住んでいるチェンナイ在住の日本人は地元愛が非常に強いです。

4都市の特徴を比較した下記記事にも、以下のように紹介されています。

利便性はデリー・グルガオンより劣るものの、在邦人の都市に対する愛着・満足度は他都市と比べ、郡を抜いて高く、なぜか皆様口をそろえて「チェンナイラブ」と仰います。

実際に私がチェンナイに住み始めた頃、多くの日本人から

チェンナイはインドの中でも本当にイイところですよ〜
とご紹介いただき、中には

チェンナイが好きすぎて、グルガオンから移住してきました

という方もいました。当初の私は

バンガロールのように涼しいわけでもないし、デリーのように発展してるわけでもないのに、何がそんなに良いんだろう

と不思議に思っていました。

ところがインドの他都市へ出かけてチェンナイへ戻ってくると、確かにチェンナイは良いところだと感じます。住んでいるうちにチェンナイの良さがジワジワと分かってきました。

そして先日、こちらのツイートをしました。

この記事では、こちらのツイートの内容について掘り下げてご紹介します。

深夜のプリペイドタクシーでも安心して乗れるチェンナイ空港へ着くと、いつもホッとします。

そこで、インドの他都市で比べた時のチェンナイの良いところをご紹介します。

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悪い人が殆どおらず治安が極めて良い

チェンナイが素晴らしい理由はほぼこれに尽きます。

チェンナイにいないインド人
  • 主張が激しくガツガツした人
  • 良い人のフリをして腹黒く騙してくる人
  • 日本人をジロジロとガン見してくる人

上記のようなインド人は、インドの他都市(特にデリーなど)へ行くとよく見かけます。

観光地などでは外国人が歩いていると声をかけてくるインド人も珍しくありません。

女性などは、北インドを歩いているとインド人からジロジロと見られて気になる方も多いと聞きます。

チェンナイにいるインド人
  • 無愛想だが親切な人
  • 要領は悪いが悪気がない人
  • ただただボーッとしている人

北インドを旅行してインド人の視線が気になった女性も、チェンナイへ来ると「誰も見てこないし、そもそもどこを見てるのか分からずボーッとしてる人が多い」と言います。

南国気質なのか、全体的に「効率が悪くてイライラすることは多いが、悪気がないので憎めない」という人が多いです。但し、効率の悪さについては日本人の想像の遥か上をいっています。詳しくは下記記事をご参照ください。

インドの他都市では常に警戒心を持ちながら旅行をしなければなりませんが、チェンナイではそこまでの警戒心は要求されないのでホッとします。

悪い人がいない結果、チェンナイでは治安の良い都市特有の以下のような現象が見られます。

チェンナイの雰囲気
  • 電車でもバスでも安心して爆睡している人が多い
  • 喫茶店で携帯やパソコンを席に置きっ放しのままトイレへ行く人が多い
  • 夜11頃まで1人で街を歩いている女性をよく見かける(日本人も夜に散歩をする)

この治安の良さは空港を降りたらすぐに実感できます。

旅行者・在住者に限らず、これについてはインドの他都市を経験してチェンナイへ訪れた誰もが異口同音に言います。

チェンナイは観光地でも旅行客へ声をかけてくる怪しいインド人などはおらず、たまに声をかけられたと思ったら「カバン開いてるよ!」と指摘してくれたりします。

チェンナイのインド人はタミルナドゥ州から外へ出ると危ないと思っているようで、私が「今週末にデリーへ遊びに行くよ」と伝えると「そんな危ないところへ行って大丈夫なのか?!タミルナドゥ州にも見どころはたくさんあるし、タミルナドゥ州から出なければ安全なのに!」と心配されたこともあります。

どこでも英語が通じる

チェンナイに来て「インドは本当によく英語が通じるな」と感じたのですが、北インドへ行くとそうでもない場合があります。

例えば、北インドに在住していた女性の方が書いていた下記ブログですが

リキシャに乗った私は、運転手に家の場所を告げて安心し、ぼんやりしていました。(運転手は英語はほぼ通じないので、片言のヒンディーで話します)

すると、運転手は私の告げた場所が正確に聞き取れておらず、1本外れた道を曲がってしまいました。

しばらくして、ふと気づくと見慣れぬ景色が…。

まだ地理も周辺環境もわからなかった私は、パニックになって運転手に「ストップ!」と告げるも、言葉が通じず走り続ける運転手。

結局、現地企業のインド人スタッフに連絡して家までナビしてもらい、1時間かけて帰ることができました。

私が最もカルチャーショックを受けたのは赤字の部分です。

私はチェンナイで何度もオートリキシャに乗っており、こちらの英語を理解してもらえないことは多々ありますが、さすがに「ストップ」が通じなかったことは一度もありません。

"Left(左)" "Right(右)" "Go Straight(直進)" "Opposite(反対側)" くらいの単語はどんなオートリキシャーの人でも理解してくれます。

UBERやOLAといったタクシードライバーであれば"Turn left at the second corner(2つ目の角を左)"くらいは理解してくれます。

ところが、私が北インドへ行った時にも確かに英語が通じず「あれ?」ということは多かったです。

先ほどのブログには

慣れてくれば、運転手に片言のヒンディー語で「シッダー(まっすぐ)」「バス(止めて)」など指示できるようになります^^

とありますが、チェンナイに住んでいる日本人のうち、「まっすぐ」「止まれ」を(チェンナイのローカル言語である)タミル語で何と言うのか知っている日本人はほぼいません。

チェンナイ在住の日本人がタミル語を勉強しないというのは、タミルの方々には大変申し訳ないことではあるのですが、英語だけで生活できてしまうのでタミル語を勉強する気が起きないのです。

北インドの日本人の方には

リキシャーやスーパーなどで必要となる単語は簡単なのですぐに覚えられます。ヒンディーができなくてもほぼ困らないです。

と聞きます。それは全く事実だと思うのですが、南インドの私からすると

北インドではそんな簡単な英語ですら通じないのか
とカルチャーショックを受けます。とは言え、北インドであっても駅の係員やホテルのスタッフなどは必ず英語がペラペラなので、タイやベトナム、中国、または日本より遥かに英語が通じるのは間違いありません。

インドの言語状況については下記記事をご参照ください。

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ビーチがあって空気が比較的綺麗

チェンナイは海辺の都市なのでビーチがありますが、中でもマリナビーチというのは世界で2番目に長いビーチと言われ(色んな人からよく聞きますがソース不明です)、海を見てのんびりすることができます。

大気汚染についても、決して「空気が綺麗」とは言えないものの、大通り沿い以外は喉が痛くなってむせかえるほどの酷さではありません。

大気汚染指数(AQI)をGoogleで調べても、そんなに高い汚染指数ではありません。

海沿いの街であるため海産物も豊かで、「秋平」という日本食レストランでは地元で獲れた新鮮な魚を捌いて刺身として提供しています。

住むには最適なチェンナイ

北インドだと冬は気温が一桁まで冷え込むのですが、チェンナイは真冬でも28℃程度と半袖で過ごすことができます(真夏は40℃を超えるので地獄ですが)。

一年を通しての寒暖差が少ないので衣替えの必要がありません。

チェンナイには大した観光地がないのでインドを初めて観光する場合には圧倒的に北インドがオススメですが、住む分には非常に暮らしやすく、チェンナイはお勧めです。

デリーに比べると直行便で行ける場所が少ないのは難点ですが、暮らしやすさを考慮すればチェンナイを拠点にインド各地を旅行するのもアリかと思います。

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