チェンナイ 北海道レストラン

インドの他の都市(グルガオン 、バンガロールなど)で働いている方からよく言われることがあります。それは

インド在住
チェンナイは日本食がとても恵まれていますね!

ということです。もちろん東南アジアや上海と比較してはいけませんが、インドの中では恵まれているかも知れません!

この記事では、在住歴1年ほどの私がチェンナイの日本食レストランをご紹介します。

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北海道 HOKKAIDO ※2019年9月移転

チェンナイ 北海道レストラン

TTK Road沿いにあります(2019年9月にTeynampetからTTK Roadへ移転しました)。

場所が分かりにくいですが、エレベーターを上がって3階にあります。

ここはいつ行っても日本人、韓国人、台湾人などで賑わっています。時々インド人も見かけます。

※但し、まだあまり知られてないのか、移転してから客数が激減しているように見えます。

ランチ営業では定食を食べられます。北海道の定食はご飯、味噌汁、小鉢2皿がついていて、食後にはスイカも出て来ます。あまり知られていないようですが、ご飯は無料でガーリックライスにチェンジできます(但し、少し時間がかかります)。

チェンナイ北海道レストラン 鳥の照り焼き定食

チェンナイ北海道ガーリックライス

写真の上が白米、下がガーリックライスです。

メニューは鶏肉、魚、牛肉が中心です(何故か豚肉はありません)。個人的なオススメは「鳥の照り焼き定食」と「サーモン丼」がオススメです。

チェンナイ北海道レストラン サーモン丼

他にも、カレー、うな丼、鯖or秋刀魚の塩焼き、ホッケ焼き、唐揚げ定食、寿司、刺身など、何でもあります。

定食は、うな丼の1,200ルピー(約1,800円)が最も高いです。唐揚げ定食は500ルピー(800円)程度で食べられます。しかし、日本の「やよい軒」などで食べるよりちょっと高いですね。

チェンナイ北海道レストラン エビフライカレー

夜には定食はないのですが、天ぷらや蕎麦など、タコの酢の物やお好み焼きなども注文できます。

チェンナイ 北海道レストラン

1号店はTTK Roadへ移転してから各テーブルがカーテンで仕切られて個室感が高まり、スペースも広くなりました。

TTK Roadの1号店の他に、Sriperumbudurという場所に2号店があります。ここはチェンナイ市街からは非常に遠くて、チェンナイの市街地から車で1時間近くかかります。オラガダムという工業団地へ行く途中にあります。

近くにHYUNDAIの工場があることで非常に韓国人が多い地域のため、北海道の2号店では韓国料理も取り扱っています(こちらはいつ行っても閑古鳥です)。

2号店は市内から極めて遠いので、チェンナイ在住の日本人が「北海道」と言えば基本的には1号店のことを指します。

1号店 "Hokkaido Teynampet"

2号店 "Hokkaido Sriperumpudur"

あくまでも個人的な感想ですが北海道の定食は美味しいです。日本にあっても行きたいと思えるレベルです。

なお2018年12月31日に北海道では、「全品50%引き」という謎の大盤振舞いをやっていました。ひょっとしたら毎年年末にやっているのかも知れません。事前告知はなく会計の段階になって

スタッフ
今日は終日全品50%引きです。お友達にも知らせてね!

というサプライズでした。

くふ楽 KUURAKU

チェンナイ くふ楽 看板

ランチで最もオススメなのが北海道ですが、飲み会でオススメなのは居酒屋「くふ楽」です。個人的に最もオススメなのが焼き鳥です。北海道でも夜に焼き鳥は食べられるのですが、鶏モモですらパサパサしていて正直あまり美味しくないです。一方、くふ楽の焼き鳥はとてもジューシーで満足できます。

チェンナイ くふ楽 焼き鳥

くふ楽はチェンナイだけでなくグルガオンやスリランカのコロンボにもあります。あまりにも焼き鳥が美味しいので「こんなに美味しいなら日本でもやっていけるんじゃないか?」と思ったら、銀座にも店舗を出しているようなチェーンで、元々日本から出て来たお店だったようでした。

くふ楽ホームページ 店舗一覧

チェンナイ くふ楽 店内

いつも私が頼んでいるのは出し巻き玉子、豚しゃぶサラダ、焼きおにぎりや鳥白湯スープなどです。「くふ楽ラーメン」もオススメです。

チェンナイ くふ楽 豚しゃぶサラダ

場所はVadapananiという場所にあるGreen Hotelの地下にあります。この記事でご紹介するお店はくふ楽を除いて全て徒歩10分圏内にあり非常に近いのですが、くふ楽だけ唯一離れています。

チェンナイ くふ楽 玉子焼き

くふ楽はホテルの地下にあり、GST(消費税)が5%ではなく18%になるのでご注意ください。

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富士 FUJI JAPANESE RESTAURANT

富士はNandanamにあり、北海道から徒歩3分くらいの場所にあります(但し、チェンナイの徒歩3分は日本の徒歩30分くらいのエネルギーを消耗すると考えてください)。

チェンナイ 富士レストラン店内

富士が凄いのはしゃぶしゃぶを楽しめるところです。

1人2000ルピー+10%サービス料+税で90分食べ放題です。

しかし時間を誰も管理していないので、いつまでもダラダラと注文することができます。

チェンナイ富士レストランしゃぶしゃぶ

肉(牛・豚・鳥)や野菜の他、ご飯やうどんなど鍋に必要な具材はほぼ出てきますし、唐揚げなどの揚げ物もあります。

しゃぶしゃぶ以外の一般メニューは北海道と同じような感じで、天丼、親子丼、カツ丼やうどん、ラーメン、カレー、寿司や刺身など一通りの日本食はあります。

チェンナイ富士レストランしゃぶしゃぶ鍋

ただ個人的には北海道の方が美味しいと感じていて、しゃぶしゃぶ以外で富士へ行く機会はないです。富士はメニューの料金に10%のサービス料が追加されるので注意して下さい。

秋平 AKI BAY at TVR

秋平 看板

秋平は、日産の駐在員だった秋元さんという方(恐らくチェンナイの日本人コミュニティで一番有名な方です)が日産を退職して日本でラーメンの修行を積み、起業したラーメン屋です。

チェンナイに3店舗を展開していますが、うち2店舗(Phoenix Mall地下1階とVeracherry)はインド人向けの店舗となっており、日本人向けの店舗としては”AKI BAY at TVR”という店舗が最もおススメです。

秋平の日本人向け店舗はもともとSanthomeという別の場所にあったのですが、市の中心部から少し離れていたため、2019年3月に移転しました。

チェンナイ秋平 入口

秋平自体は地下にありますが、1階はバーになっており、バーのメニュー(ビザなど)も注文することができます。移転前はいつ行っても客がおらず閑古鳥が鳴いていたのですが、移転後は常に客が集まっているので私も嬉しいです。

チェンナイ秋平 ラーメン

秋平はラーメン屋で餃子も美味しいですが、ラーメン以外のメニューもあります。個人的にはラーメンよりも一番おススメなのは500ルピーで食べられるお刺身です。

お刺身は、秋平シェフの秦野さんが毎日ローカルの魚市場へ行って魚を買いつけて捌いてくれます。毎日日替わりで様々な魚が出てきます。聞いたことない名前の魚ばかりですが白身魚を中心に非常においしいです。

チェンナイ秋平 写真

秦野さんは元々ブッダガヤ(釈迦が悟りを開いた地)の日本食レストランで働いており、日本へ帰る前に秋元さんから声をかけられて秋平で働いているそうです。秦野さんはブッダガヤの他にラダックなどにも知り合いがいるそうで、仏教の聖地巡礼をするのに役立つ情報を色々と教えて頂けます。

秦野さんは、チェンナイ在住の日本人にしては珍しく「経済成長著しいインドにビジネスチャンスやキャリアアップを求めてやって来たビジネスマン」ではなく「バックパッカーの聖地である悠久のインドに”人生観を変える何か”を求めてやって来た旅人」の雰囲気を醸し出していらっしゃり、お話をするだけでとても気分がリフレッシュします。

チェンナイ秋平 餃子

秋平でもランチ定食をやっています。ベジとノンベジがあり、500ルピーです。

秋平ランチ ノンベジ

これがノンベジです↑

北海道に比べてバリエーションは少ないものの、ランチ定食の美味しさで言ったら秋平は抜群です。

チェンナイ秋平 ベジ定食

これがベジです↑

ノンベジの場合はカニ味噌汁がつきます。味噌汁はチェンナイの日本食レストランの中で抜群に美味しいと思います。

メニュー

秋平は随時メニューのアップデートを行っており、地元の魚を使った海鮮丼など他の日本食レストランでは見たことのない攻めのメニューが多いです。刺身も行くたびに違うものを提供してもらえるので、毎回行くのが楽しみです。

なお、「秋平ではアルコールが飲めない」という噂が広まっているそうですが、秋平でもアルコールは飲めます。

SUSHI IN A BOX

チェンナイ SUSHI IN A BOX看板

北海道から徒歩30秒ほどのTeynampetにあります。

ちらし寿司がオススメです。店名は「寿司」となっていますが、寿司だけでなくラーメンやビビンバなど色々なメニューがあります。

チェンナイ SUSHI IN A BOXチラシ寿司

北海道が近くにあり、正直なところ北海道の方が美味しいのでSUSHI IN A BOXは閑古鳥が鳴いているのかと思いきや、いつ行ってもインド人の客がいます。韓国人や台湾人は見たことがありますが、このお店で日本人は見たことがありません。

チェンナイ SUSHI IN A BOX店内

ひょっとしたら、インド人好みのお店なのかも知れません。壁紙が一面アニメの絵なので日本人としては落ち着かないことこの上ないのですが、派手好きなインド人の趣味には合うかも知れません。

チェンナイには日本人が900人ほど在住していますが、日本食レストランの数は少ないので、正直なところ同じ店に固まります。週末に北海道へ行くと、知り合いと顔を合わせます。

私は別に気になりませんが「日本食は食べたいが、プライベートな時間で日本人に会いたくない」という方にはSUSHI IN A BOXがオススメです!

ダリア(天竺牡丹) ※2019年7月再開

チェンナイ ダリア 店内1

ダリアは山内直樹さんという方が30年近く前に開業した、(私が知っている範囲で)チェンナイで最も老舗の日本食レストランです。

山内さんは日本の食材が中々手に入りづらいインドで、現地の食材を使って本格的な日本料理を提供するというポリシーで30年近くお店を続けられてきたそうです。

山内さんの足跡については、下記インタビュー記事に詳しく書かれています。

Chennaiの老舗日本料理店・「天竺牡丹DAHLIA」の25年間に渡る足跡を奥様の Revathi Nagaswamiさんにお話を伺いました。

チェンナイ ダリア 店内2

山内さんがご高齢のため、ダリアは2018年12月末に一旦閉店したのですが、お弟子さんの協力もあり2019年7月からリニューアルオープンしました。

ダリアの入口は分かりにくいですが、雑居ビルの1階の奥の方にあります。昼でもシャッターが閉まっている雑居ビルの中を歩いていきます。

ダリア入口

少し値段は高めですが、本当に本格的な日本料理です。

チェンナイ ダリア メニュー

ラーメンやかつ丼、そばやうどんの他、生姜焼き定食やハンバーグ定食など、一通りの日本食は揃っています。これをインドの食材で作っているというのですから驚きです。

チェンナイ ダリア 生姜焼き定食

日本人がやっているという点では秋平と同じなのですが、秋平はシェフの秦野さんがエッジの効いた刺身を出してくれたり、かなり攻めたメニューが多い印象なのに対し、ダリアは本当にオーソドックスな「町の定食屋さん」というイメージです。

また北海道のランチ定食は、日本でいうと「やよい軒」などのチェーン店の定食という感じがしますが、ダリアは個人食堂の手作り定食というイメージです。

ダリアは最も「昭和の日本」という雰囲気を感じます。日本が恋しくなった時にはダリアを訪れるのがオススメです。

NEW SEOUL HOTEL

チェンナイ ニューソウルホテル看板

TTK Road沿いにあります。店名でお分りいただけると思いますが韓国料理やで、客の大半は韓国料理です。サムギョップルなどが美味しいですが、日本食も取り扱っています。

チェンナイニューソウルホテルお通しチェンナイ ニューソウルホテル韓国料理

うどんや丼ものなどがありますが、日本食だけ食べたいのであれば北海道やくふ楽へ行った方がいいです。ここは、韓国料理と一緒に日本食を食べられることがメリットです。

チェンナイニューソウルホテル店内

歌舞伎(KABUKI) 

2019年夏に新しくオープンした日本食レストランです。

ダリアから徒歩圏内、NUNGAMBAKKAMにあります。

チェンナイ 歌舞伎レストラン

入口は神社風、店内は歌舞伎の絵がたくさん書かれていて、和風の雰囲気を出そうとしています。

チェンナイ 歌舞伎レストラン

チェンナイ 歌舞伎レストラン

もともとはバーだったようで、バーの内装を和風に改装した雰囲気です。

まだ開店したばかりのためチェンナイ在住の日本人の間でも認知度が低く、いつ行ってもガラガラです。

チェンナイ 歌舞伎レストラン

チェンナイ 歌舞伎レストラン

インド人がやっているので大して美味しくないだろうと思っていましたが、豚しゃぶサラダは個人的には「くふ楽」より美味しかった印象です。

2019年10月現在ではまだまだ認知度が低いので、穴場ではないでしょうか。

雅(MIYABI) 

チェンナイ 雅

雅は、チェンナイ市内から40kmほど離れており、オラガダムという工場地区の近くにあります。上述の北海道の2号店にも近いですが、チェンナイ市内に在住・在勤の方は来る機会が少ないと思いますが、オラガダムへ出張などの際にはご利用ください。

オラガダムには日産を始め様々な日系企業がありますが、チェンナイ市内へ行くにはちょっと遠いので、ここに日本食レストランがあると助かるのではないかと思います。

チェンナイ 雅

雅は、奥の方に畳の座敷もあり、とても日本風です。以前は秋平にも畳がありましたが移転してからなくなってしまったので、いまチェンナイで畳があるのは雅だけではないでしょうか(ダリアにもあったかも知れません)。

チェンナイ 雅

店内にはテレビも設置されており、常時日本のテレビが流れています(テレビは秋平、ダリア、富士にもあります)。

チェンナイ 雅

チェンナイ 雅

メニューは定食、丼ものや麺類を始め、一通りの日本食があります。

チェンナイ 雅

私は中華丼を頼みましたが、ボリュームもあり味噌汁や漬物などもついて満足でした。

もしもし(MOSHIMOSHI) 

もしもしレストランも、雅や北海道2号店と同じくオラガダムの近く(Sriperumbudur)にあります。雅とは極めて近いので、もしどちらかが閉店していたらもう一方へ行きましょう。

もしもしは入口が極めて分かりづらいので要注意です。ここまで分かりにくいレストランは、ひょっとすると30余年の人生で初めてかも知れません。来れるものなら来てみろと言わんばかりの場所にあります。ドライバーが「もしもし」のことを知らなければ確実に迷うのではないでしょうか。

「もしもし」は大通り沿いにはありません。大通り沿いにはリゾートホテルのようなものがあり、一見すると廃墟のようになっていますが、脇の小道を奥の方に進むと入口があります。

チェンナイ もしもし

入口はこちらです。閉店しているように見えますが開業しており、入口の前にはセキュリティが立っていますので「もしもしレストランはどこか?」と聞きましょう。

チェンナイ もしもし

車を降りたら、このような道をまっすぐ進みます。すると建物があるので、右へ回って中へ入ります。

チェンナイ もしもし

「もしもし」は、このようなリゾートホテルの2階(1st floor)にあります。

チェンナイ もしもし

こちらが「もしもし」の入口です。

チェンナイ もしもし

チェンナイ もしもし

店内はこのように広々としており、いつ行ってもあまり客はいない様子です。決してまずい訳ではなく、場所がちょっと不便な場所にあるからではないかと思います。

チェンナイ もしもし

こちらも、丼もの、麺類、定食など一通りのものがあります。

チェンナイ もしもし

こちらでも中華丼を頼みましたが、雅よりも量が多く、特につゆだくだったのが印象的でした。量が多すぎたので食べきれませんでした。

各レストランのオススメポイントまとめ

チェンナイの日本食レストランはどこも似たようなメニューを取り扱っているのですが、それぞれに特徴があります。私の勝手な独断と偏見でポイントをまとめます。

チェンナイ日本食レストランのポイントまとめ
  • ランチ定食、丼物なら北海道
  • 焼き鳥・飲み会ならくふ楽
  • しゃぶしゃぶなら富士
  • ランチ定食・刺身なら秋平
  • ちらし寿司・日本人と会いたくなければSUSHI IN A BOX
  • 日本の「町の食堂」が懐かしくなったらダリア
  • 韓国料理と日本料理を一緒に食べたければNew Seoul Hotel
  • 穴場の日本食レストランを楽しみたければ歌舞伎
  • オラガダムの日本食レストランば雅、もしもし

チェンナイは見るものがないから行っても仕方ないんだよね

と言われます。確かに、わざわざ日本から来るほどの価値があるとは思えませんが、インドに長期滞在している方はぜひチェンナイへお越しください。

秋平へ行けば、グルガオンやバンガロールにはない地魚も味わえます。

まぁ、わざわざチェンナイへ来る時間とお金があればバンコクへ行きたいと思いますが・・・

チェンナイの見どころについてはインド・チェンナイへ行く前にチェックすべき見どころ9選をご参照ください。

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