経理2

未経験で経理への転職を検討している方、果たして自分が経理に向いているかどうか気になりますよね?

私は30歳で未経験から経理へ転職しました(但し、管理部門の関連業務は20代から担当していました)。

経理を担当する前は、細かいことに几帳面で、パソコンへ向かって1人で作業するのが経理の仕事だと思っていました。

ところが実際に経理を担当してみると、経理に向いている人材は全く異なることが分かりました。

経理に向いている人の特徴
  • 優先順位をつけられる人
  • 積極的にコミュニケーションを取る人
  • 自分から主体的に勉強する人

この記事を読めば、なぜ上記の特徴が経理に向いているのかを理解できます。

なお、私は実際に経理を担当して全く向いていないことが分かったので、今は経理(仕訳入力)はせず、インドで会計関係のマネジメント業務をしています。

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優先順位をつけられる人

「経理は細かくて几帳面な人が向いている」と思われがちですが、実は違います。

あまりにも大雑把だと困りますが、几帳面すぎると苦労します。

なぜなら経理の仕事には納期があるからです。

「完璧を目指す前にまず終わらせろ」という、Facebookの創立者ザッカーバーグの有名な言葉がありますが、これは経理にも当てはまります。

何でもかんでも正確にやっていたら終わりません。

細かくて几帳面で完璧主義な人は、細かいことを気にしすぎて納期に間に合わないか、焦って逆に大きなところでミスをしてしまいます。例えば

海外出張のモバイルWiFiレンタル費用の1000円、いつも通信費で仕訳をしていたのに、今月は間違えて旅費交通費にしちゃった!もう締まっちゃったのにどうしよう・・・

なんてことが気になって他の仕事が手につかなくなっていたら、永遠に仕事が終わりません。

そんな細かいことは監査人も気にしません。

経理には、細かいところは多少間違ってもネチネチ指摘しない「重要性の原則」という考え方があります。

1000円のミスを直すために経理の社員が3時間残業して、残業代が5000円も発生してたら本末転倒ですからね。

何でも完璧を目指す几帳面な人よりも

  • 重要なことと些末なことを区別できる
  • 些末なところは手を抜き、間違えてはいけないところをバシっと決められる

という人の方が経理に向いています。

完璧主義の人は銀行や役所、一般企業であれば総務(株主総会や取締役会の事務局など)の方が向いているかも知れません。

総務業務は経理ほど時間に終われないものの、押印や登記などの事務処理などはミスなく完璧に行わなければならないからです。

経理で必要となる「重要なことと些末なことを区別する」というのはとても難しく、経験や失敗が必要です。

「この程度のことは大したことないだろう」とタカをくくっていたら、実は大問題だった・・・ということもよくあります。

積極的にコミュニケーションを取る人

経理というと、営業に比べてコミュニケーションが苦手で、パソコンに向かってカタカタと作業をしているイメージがあるかも知れません。

しかし、コミュニケーションが苦手であれば一流の経理にはなれません。

経理を締めるためには、他の部署から期日までに必要な書類を渡してもらう必要があります。

ダメ経理
他の部署が資料を出してくれなかったので、期日までに決算が締まりませんでした

では済まされません。

有能経理
どうすれば期日までに他部署の人が資料を提出してくれるか?

ということまで考えなければなりません。

単にメールでアナウンスをして終わらせるだけではなく、よく提出が遅れる人に対しては積極的に電話をしたり直接お願いしたりと、積極的にコミュニケーションを取る必要があります。

経理とは単に席に座ってパソコンをカタカタ打っている仕事だ・・・と思っていたら大間違いです。

そういう姿勢で経理をしていると、他の部署の人が非協力的になり仕事をしにくくなります。

例えば、お客さんから期日までに検収書をもらえない場合、営業担当者に対して

ダメ経理

ちゃんと締日までに検収書をもらって来てください!

とクレームを入れるだけではなく、お客さんとの関係を踏まえて、どういう伝え方をすればお客さんが期日までに検収書を発行してくれるのか、営業と一緒に知恵を絞って考えられるのが一流の経理です。

そういうことができるようになると、営業担当者からの信頼も厚くなります。

「お客さんとのコミュニケーションは営業の仕事だから、経理の私は知ったこっちゃない」というスタンスだと成果は出にくいです。

各部署から届けられた伝票を会計ソフトへ打ち込むだけの単なるパンチャー(入力担当者)の仕事もあるかも知れませんが、かなり評価は低いです。

経理として評価を上げていくためには他部署と積極的にコミュニケーションを取る必要があります。

コミュニケーションが苦手であれば、ライティングやプログラミングを勉強し、自宅で個人事業主としてクラウドから仕事を取ってくる方が良いかも知れません。

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自分から主体的に勉強する人

これは経理に限ったことではないかも知れませんが、自分から勉強しなければスキルアップは望めません。

言われたことをマニュアル通りに作業していても能力は上がりません。

例えば、銀行から利息を受け取った場合には源泉税を仕訳に含めなければなりません。

12円の入金があった場合、源泉計算ツールというサイトで受取利息を計算し

預金 12円    / 受取利息 14円
租税公課 2円

という仕訳をします。

この時、単に会計ソフトへ数字を打ち込んで終わりの人と、

有能経理
この税金はどういう税金何だろう?消費税とは違うのか?

など、税金の背景を調べて理解しようとする人とでは長期的に差が生じます。

同僚や上司から会計ソフトへの入力方法は教わるかも知れませんが、税金の背景知識を説明してくれるほど上司も暇ではありません。

消費税や法人税に関する書籍を購入したり、TACの通信講座などで勉強しましょう。

あまり考えずにチャレンジするのがオススメ

以上、経理に向いている人の特徴をご紹介しました。

ここまで読んで、経理を担当できるかどうか不安になった方もいるかも知れませんが、実際に経験して初めて分かることもあります。

経理に興味があるのであれば実際に応募してみて、向いてないことが分かってから軌道修正するのも良いと思います。

ぜひ、気負いすぎずチャレンジしてください。

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