マンハッタン

USCPA(米国公認会計士)の受験を考えている方は、まず独学か予備校か、予備校へ通うならどこにするかで迷いますよね?

USCPAの予備校はTAC・アビタス・プロアクティブが有名です。

私はまだUSCPAには合格しておらず、インドで働きつつプロアクティブの通信講座を受講しています(一時休止中です)。

知人でUSCPAを勉強している人も数名いますが、私以外は全員がアビタスに通っています。

この記事では、私が3社を比較してプロアクティブに決めた理由、実際にプロアクティブを受講した感想、アビタスに通っている人から聞いた感想などをご紹介します。

結論から言うと、アビタスがオススメです。いまUSCPAの勉強を始めるなら、私はアビタスを選びます。プロアクティブへ通ってもアビタスへ通い直す人もいるようです。

なお、そもそもUSCPA(米国公認会計士)とはどういう資格か?海外のキャリアで役に立つのか?という点については アジア海外就職とUSCPA(米国公認会計士)という記事でご紹介していますので、まずそちらをご覧ください。

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独学かスクールか

日本人のUSCPA受験生で独学の方にはお会いしたことがありません。

USCPAは学習内容だけでなく受験の手続きなども非常に複雑で、教材も海外のものを揃えなければならないので、海外経験が長く全ての手続きを自分でできる人でなければ独学は難しいのではないかと思います。

逆に、英語圏での経験が長い方であれば海外の予備校を見つけて自力で合格する方もいるようです。

一般的な日本生まれ・日本育ちの方であれば予備校に通った方が無難です。

USCPA(米国公認会計士)スクール3校の比較

TAC/アビタス/プロアクティブの中で、私がプロアクティブを選んだ理由、今ならアビタスを選ぶ理由をご説明します。

TAC

TACは超大手の資格学校で、弁護士や日本の会計士・税理士を始め幅広い資格を取り扱っています。

USCPAもそのうちの1つの資格ですが、以下のような特徴があります。

  • 授業のコマ数がとても多い(丁寧な説明)
  • 日本語の教材、日本語での説明
  • 大手資格学校としての安心感

説明会で聞いた印象では、たとえUSCPAを取得しても、日本で日本の会計基準に則った仕事をする人が多いので、日本の会計基準と比較しながら説明をした方が実務で役立つ、というのがTACの方針のようです。

またアビタスもプロアクティブも小さな予備校なので、大手であるTACは安心感があるというのもアピールポイントのようです。

既にTACで日本の会計士や税理士を取得している方がUSCPAにチャレンジする分には非常に良いと感じました。

しかし、私は以下の理由でTACの受講は見送りました。

  • 授業数が多すぎる
  • 有効期限が2年

私は日本で監査法人へ就職するためにUSCPAを勉強しているわけではなく、まずは最短でUSCPAへの合格することを第一に考えたいので、TACは負荷が重いと感じました。

※USCPAの勉強内容はインドの会計実務でも役に立っています。

またアビタスとプロアクティブは受講期限が5年なのですが、TACは2年しかない(2019年10月時点)ので、2年で受からなければなりません。

集中して勉強すれば1年で受かると言われているUSCPAですが、期末決算などで勉強時間が取れない場合には2年以上かかる人も多いので、リスクがあると感じました。

TACも有料で受講期限を5年まで延長できるようですが、プロアクティブの場合は5年を経過した後も毎年1万円を払えば延長できるそうです(この点アビタスは知りません)。

プロアクティブ

TACはすぐに「合わない」と感じ、アビタスとプロアクティブで悩んだ結果、最終的にプロアクティブにしました。

プロアクティブのセールスポイント
  • 個性的で眠くならない授業
  • 受講料が格安
  • ニューヨーク州で出願できる

個性的で眠くならない授業

プロアクティブはほぼ個人事業主のような会社で、ほぼ全ての授業を佐々木先生が受け持っています。

佐々木先生のキャラクターはアメリカのトランプ大統領のような感じで、ハキハキとよく喋り、グサグサとキツいことも言います。

とてもエネルギッシュな授業なので、聞いていて全く眠くならずに集中することができます。またインプットよりもアウトプットを重視しており、授業数は最低限に絞って問題演習を重視しています。

授業料が格安

アビタスは「アビタスの授業料は単位取得費用を含んでいます」と宣伝していますが、単位取得費用を含めてもプロアクティブの方が安いです。

私がプロアクティブに支払った費用は単位取得費用抜きで20万円ほど(単位取得費用は約10万円ほど)ですが、アビタスの受講料は単位取得費用込みで55-75万円ほどします。

ニューヨーク州で出願できる

佐々木先生が説明会で「ニューヨーク州で出願できるのはプロアクティブだけです」と強く宣伝しており、それは事実なのですが、ニューヨーク州で出願して合格したからと言ってニューヨーク州の会計士として登録できるわけではありません。

ニューヨーク州で会計士として登録するためにはニューヨーク州での実務経験が必要になるようなので、ニューヨーク州で出願しても登録はワシントン州などになります。

なおアビタスの場合、出願はワシントン州、アラスカ州、グアムなどになるようです。

実際、私は多くのUSCPAの人達と会ってきましたが、一人残らず異口同音に「出願州なんてどうでもいい」と言います。

とはいえ、私が会ったUSCPA取得者はアジアで働いている人のみなので、ひょっとしたらアメリカの監査法人で働いている人に聞いたら違う回答があるかもしれませんが・・・

実際のところ、出願州については気にしなくて良いと思います。

プロアクティブの説明会へ参加したい人はプロアクティブのホームページから無料説明会へご参加ください。

アビタス

アビタス生
TATSUYAさんもUSCPAの勉強をされてるんですね!アビタスですか?

TATSUYA
いえ、プロアクティブです。

アビタス生
プロアクティブなんですか?!プロアクティブ受講生の方は初めてお会いしました。

と、まるでツチノコにでも会ったかのような反応をされたことが3回ほどあります。

そのくらい、USCPAと言えばアビタスです。

プロアクティブ受講生の私が、アビタス生と話して羨ましいと思った点を挙げます。

日本語で書かれた分かりやすいテキスト

アビタスは専用のテキストを作成しており、USCPA受験に必要な情報が過不足なく網羅されています。

TACはちょっと量が多すぎるという印象だったのですが、アビタスはUSCPA合格に特化しており必要十分な印象です。

一方、プロアクティブのテキストは全て英語で書かれており、授業を聞かないと何が何だか分かりません。

授業を聞いてもチンプンカンプンなこともあります。

また各設問の日本語訳などはないので、質問の英語が理解できない程度の英語力だと全くついて行けずお話になりません。

私も時々分からない英文があり、それを調べるので時間が取られることもあります。

自分で調べてこそ真の実力がつくんじゃないか!

という意見もあるかとは思いますが、USCPAの出題パターンはある程度決まっているので、定型的なものは日本語でインプットして英語に置き換えていった方が早いように思います。

アビタスは設問にも日本語訳などがあるので、安心です。

アビタスは受講料が高いですが、「時間をお金で買う」と考えると安いかも知れません。

納得できるまで質問できる環境

プロアクティブの質問は全て佐々木先生が1人で回答しているのでかなり短く、日本語で質問しても英語で返って来ることすらあります。

プロアクティブの授業は「これは、こうやって解くから。分かった?覚えて!」という丸暗記型のものが多く、理屈を深く理解しようと思うと自分で調べなければなりません。

アビタスもメールで無制限に質問ができますが、受講生から聞いた話では「日本語で質問したのに英語で返事が返って来るなんてアビタスではありえない」ということでした。

メールで解決しなければ、東京と大阪にある教室へ行けば週末に2時間、個別でしっかり質問に答えてくれるようです(海外在住者は一時帰国のときに東京か大阪へ立ち寄って行きましょう)。

私はアビタスの受講生ではないですが、ここまでしっかりサポートしてくれるのであれば丸暗記ではなく納得できるまで教えてくれるのではないでしょうか?

プロアクティブの場合、東京港区の虎ノ門にある教室へ通学すればその場で質問ができますが、通信制はメール以外の質問手段がありません。

「教材が全て英語でも、分からないところは質問すればいいか」くらいに考えてプロアクティブを受講することにしたのですが、プロアクティブは気軽に質問できる雰囲気ではないです。

プロアクティブの通信コースだと他の受講生との交流の場はなく孤独

プロアクティブの通信コースも年に2回、東京の虎ノ門へ行って授業を受ける機会がありますが、基本的に他の受講生と交流する機会などはありません。

それに対しアビタスでは受講生同士の交流パーティーが定期的に開催されています。

ずっと勉強している孤独になりがちなので、この交流パーティーは大変心強いのではないでしょうか。

細切れの時間を有効活用できる教材

アビタスは、社会人が細切れの時間を最大限に活用できるよう、教材が驚くほどの工夫されています。

プロアクティブもインターネットで授業を受けるわけですが

  • テキストと問題集が一対一対応しているわけではない
  • 問題の解説は口頭のみなので、外ではイヤホンをつけないと答えが分からない
  • 間違った問題だけ抽出するのが難しい

という理由により、細切れの時間を活用するのは中々難しいです。

アビタスの場合、電車の待ち時間にさっとアプリを開いて1問問題を解くなど、本当にちょっとした時間を有効活用することができます。

そして、間違った問題だけを抽出して集中的に練習をしたり、アプリにメモをしたりすることもできます。

プロアクティブの場合、問題演習は問題と音声動画での解説が延々と並んでいるだけなので、どこの問題まで勉強したかも分からなくなってしまいます。

アビタスは高いですが、高いだけの価値はあります。

USCPAを目指すならアビタス。

というのがプロアクティブ受講生としての私の率直な感想です。

迷ったらアビタス

プロアクティブでも合格している人が大勢いるのは間違いありませんし、アビタスに通ったって勉強するのは自分ですから、全ては自分次第です。

しかし、自分が全力で努力する前提で、最も費用対効果の高い環境に身を置くことは重要なのではないでしょうか。

プロアクティブは元々英語力が高く優秀な人にはオススメですが、一般の日本人にはアビタスがオススメです。

USCPAの受験を迷っているようであれば、まずは下記リンクから資料請求か無料のセミナーへ参加して情報を収集してみてください。

USCPAを目指すならアビタス。

高い買い物なので慎重になるとは思いますが、行動を始めてみないことには何も変わりません。

私も勉強中ですが一緒に頑張りましょう。

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