上海

中国語の話をすると必ず言われるのが

中国語には興味あって初めてみたんですけど、発音が難し過ぎて挫折しました

というものです。今まで、20人近くの人から言われたことのあるセリフです。

これは勿体なさ過ぎます!発音は確かに難しいのですが、中国語は発音を除けば初級卒業(中国語検定3級レベル)まで難しい壁はなく、旅行程度の会話なら比較的すぐ身につけられるのではないかと思います。

私は6年ほど前に中国語検定3級に合格し、2年ほど前に2級に合格しました(中国語検定の詳細は後述します)。

「中国語が嫌い」「興味ない」というのは全然構わないのですが、「興味あったけど発音で挫折して諦めた」というのは残念です。

そこでこの記事では、初級レベルで挫折しないための乗り越え方をお伝えします。

初級レベルの方は、まず中国語検定準4級の合格を目指すのがオススメです。

最初に発音をやらない

中国語を勉強し始めると必ず最初に習うのが、四声とピンイン(中国語の発音記号)という発音です。

中国語は母音が36種類、子音が21種類、声調と呼ばれる抑揚が4種類あります。

36 × 21 × 4 = 3,024パターンの発音があり、更に軽声と呼ばれる発音もあります。

中国語の発音はとにかく複雑怪奇で、私は大学の第2外国語で中国語を習ったときには3ヶ月発音だけをやり続けていました。

この発音練習が苦痛過ぎるため、多くの中国語学習者は挫折します。

私がオススメするのは最初に発音をやらないということです。

中国語の発音には全く親近感を覚えませんが、中国語は日本語と同じ漢字を使う(一部異なりますが)ので、読解や文法はとてもとっつきやすいです。

例えば、「私は毎年日本へ来る」という中国語は每年我来日本と表現します。中国語を知らなくても、何となく意味が分かりますよね?

私は毎年日本へ来ます 毎年来日本
私は去年に日本へ来ました 去年来日本
私は5年後に日本へ来ます 五年後来日本

中国語には時制がない(完了、継続、経験などの用法はあります)ので、上記の表の通り非常に分かりやすいんです。

来日本」の部分は英語の"I come to Japan"と似ています。

初級レベルの中国語文法は、この通り非常に分かりやすいんです。

まずは一冊だけ学習してみる

中国語に興味を持った方は、まずは中国語入門書籍を1冊読んでみるのをお勧めします。私がオススメしたいのは「ゼロからスタート 中国語」という本です。

私は本屋で中国語書籍を立ち読みのが好きで、書店へ行って多くの中国語書籍を比較しています。

入門レベルであれば中国語の本も山ほど出版されていますが、未だに「ゼロからスタート」を超える分かりやすさの本は見たことがありません。

「ゼロからスタート」シリーズでは細かいところは分かりませんが、入門レベルの中国語で押さえておくべきポイントが簡潔に読みやすくまとまっています。

この本も最初の章は発音が書かれていますが、発音の部分は読み飛ばして文法のところを読みます。

あまり細かいことは気にせず、理解できないところは深追いしなくて「なるほど、中国語はこういう仕組みなのか。ふ~ん」という程度で読み進めていきます。

「中国語を理解する」というより、「中国語に興味が持てそうかどうかチェックする」という観点で読んでいただいて構いません。

最後まで読み終えて、もし中国語に興味が持てそうであれば初めて発音に進みます。

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発音のポイント

「ゼロからスタート中国語」を最後まで一通り読んだら、発音の部分に戻って、四声やピンインを学びましょう。

中国語は発音の種類がたくさんありますが、日本人が苦手とする発音は限定されます。

多くの人が苦手とするのは

単母音:e

鼻母音:an, ang

子音:zhi, chi, shi

などです。多くの発音は日本語と共通しているか、日本人にとって発音しやすいものなので、苦手なものだけ集中して練習するのがオススメです。

CDを聞いて繰り返し練習するのもいいですが、自分の発音が正しいか間違っているかは自分では分からないものです。

中国語は発音が命で、ちょっとでも発音が違うと全く聞き取ってもらえません。

私は英語の発音記号がよく分からないまま英検の準1級を取得しましたが、中国語の発音記号であるピンインを理解しないまま中国語検定3級に合格した人は聞いたことがありません。

そのくらい、中国語は本当に発音が重要です。

正直なところ、独学で中国語を勉強される方でも発音のトレーニングだけはネイティブや中国語に堪能な日本人にチェックをしてもらった方が良いです。

中国語のスクールだと、発音だけ学んで終わるというわけにはいかないですし費用も高くつくので、個人的にはココナラ で「中国語」と検索し、会話のトレーニングをしてくれる方を探すのがオススメです。

発音以外の部分は独学で学習可能かと思います。

学習の目安として中国語検定準4級を目指す

中国語を漫然と学習していても不安になると思うので、学習の目安として中国語検定を利用することをオススメします。

中国語検定は準4級が最も易しいので、入門の方はまず準4級を目指して学習を進めることをオススメします。

準4級は約60〜120時間の学習で合格すると言われていますので、1日2時間の学習を約2〜3ヶ月継続するイメージで計画を立てて頂ければと思います。

試験の申込は中国語検定協会ホームページをご参照ください。

準4級に向けた学習方法ですが、オンライン等で発音を学習した後、上述した「ゼロからスタート中国語」を一通り学習することをオススメします。

今回は練習問題なども解いて、理解できないところがないようにします。

そのうえで、練習問題として下記の参考書がオススメです。

リスニング、筆記を含め、準4級の合格に必要な事項はこの1冊で全て網羅されていますので、あれこれと手を出すよりもこの1冊を繰り返し学習されることをオススメします。

この「トレーニングブック」シリーズは中国語学習者の間で圧倒的な人気があり、中国語検定2級レベルの受験者になるとほぼ全員がこのシリーズで学習しています。

中国語検定準4級を合格すると入門レベルは卒業です。

入門卒業後、初級卒業までの学習方法については中国語 中国語検定の4級と3級に合格する勉強方法をご参照ください。

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