インドの人件費はまだまだ安いため、チェンナイには格安の英語教室が多数あります。日本人会のホームページでも紹介されていて最も有名なのはBritish Councilですが、生徒の殆どはインド人で全て英語で授業されるため、英語レベルが初~中級者の方には難しいのではないかと思います。
初級者におススメな英語教室は「早川日本語学校」です。チェンナイのAMINJIKALAIというエリアにあり、平日の昼間に妻が通っています。
日本語で授業を受けられる
早川日本語学校はインド人に対して日本語を教えるスクールです。副業として?日本人に英語を教えています。従って、インド人の先生方は日本語が話せます。英語で分からないときには日本語で質問をすることもできます。チェンナイにいながら日本語で英語を習えるというのは非常に貴重なのではないでしょうか。
マンツーマンレッスン
早川の英会話レッスンはマンツーマンです。インド人に対する日本語の授業は週2回6時間×3か月で約1万円と破格の安さなのですが、日本人が受ける英語の授業は20回レッスンの場合1回2時間で約2500円と若干高めです(それでも、日本で受けるマンツーマンに比べれば圧倒的に安いです)。若干高めの代わりに、先生を独占できます。生徒の多くは駐在員の奥さんだそうです。
マンツーマンなのでレベルに応じて授業を考えてくれますし、英語が苦手な方は中学校1年生レベルの英文法からみっちり教えてもらえます。インド人の英語は多少訛っているかも知れませんが、きちんと教育を受けた先生方はもちろん文法的に正しい英語を使っていますし、街中のインド人とは全く違います。
British Councilの場合はグループレッスンで、クラスの時間帯の融通が効きません。それに対して早川はマンツーマンなので先生とスケジュールを調整すればかなりの融通が効きます。そして、もし旅行や出張などで出席できない週は連絡をすれば、次の週に延長ができます。10回なら10回、20回なら20回のレッスンが終了するまではどんなに時間がかかってもレッスンをしてくれます。中には、頻繁に日本帰国をしているため10回のレッスンを終了するのに1年以上かかる方もいるそうです。
インドの文化に触れられる
チェンナイに住んでいても、もちろんオンラインでフィリピン人やネイティブから英語を習うことも可能です。しかし、早川日本語学校に通うとインド人から現地の情報を色々教えてもらうこともできます。また、インド人学生による合唱イベントや、南インドの料理教室なども開催されています。
ここから先は趣味の問題ですが、早川日本語学校はインドの良いところかよく出ている非常にアットホームな雰囲気で、良い意味でとても緩いです。先生と仲良くなれば授業前後でも英語で話しをすることができますし、あまり細かいことはグチャグチャ言われません。
短期間で効率的にガリガリと学習したい方にはBritish Councilがお勧めですが、インド文化を楽しみながらアットホームな環境で英語を学習したいという方には早川がお勧めです。アットホームと言ってもきっちり文法は教えて頂けるので大丈夫です。