インドのデリーにあるインディラガンディー国際空港には、プライオリティパスで入場できるラウンジが全部で9つあります。
インドのデリーにあるインディラガンディー国際空港には、プライオリティパスで入場できるラウンジが全部で9つあります。
表でまとめると以下のようになります。
ターミナル | 出発/到着 | ラウンジ数 | 訪問状況 |
1 | 国内出発 | 1 | 訪問済 |
1 | 空港の外 | 1 | 訪問済 |
2 | 国内出発 | 1 | 訪問済 |
3 | 国内/国際到着 | 3 | 訪問済 |
3 | 国内出発 | 1 | 訪問済 |
3 | 国際出発 | 3 | 未訪問 |
上記のうち「訪問済」となっているラウンジにについてご紹介します。
ターミナル3の出発エリアラウンジについては国内・国際共に未訪問なので、将来的に訪問したらアップデートします。
ターミナル3 到着エリア
インディラガンディー国際空港の第3ターミナルは、入国審査を終えて受託手荷物レーンから荷物を受け取り税関審査を通過して出口を出た後、まだ空港の外へは出ず、もう1つ制限区域内エリアがあります(上記の図を参照)。
間違えて外へ出てしまった方の再入場方法については下記記事をご参照ください。
このエリアは国内線・国際線の到着客がどちらも入れるスペースとなっており、このスペースにプライオリティパスラウンジが3つあります。
※上の図ではラウンジが2つしか表示されていませんが、右側のラウンジの向かいあたりに新しくラウンジが1つ設置されたようです。
つまり、国内線到着客も国際線到着客も、3つのラウンジをどれでも利用することができます。
うち2つの場所は、このスペースの左端と右端です。
国際線側(税関を出て左端)
国内線側(税関を出て右端)
このラウンジは両方とも深夜到着客が朝までベッドで仮眠を取ったりシャワーを浴びたりすることが主な目的で、仕組みやサービスは同じなのでまとめてご説明します。
ベッドやシャワーはプライオリティパスでは利用できません。受付で予約をする必要があります。満室の場合もあるので、予めネットで予約することもできます。
仮眠施設の利用については下記記事をご参照ください。
通常、ラウンジを利用する場合にはプライオリティパスの他に搭乗券の提示を求められますが、このラウンジはプライオリティパスのみで利用可能です。
プライオリティパスの場合にはソファー席のみ利用できますが、このラウンジにはビュッフェもドリンクバーもなく、アルコールも提供されませんでしたので注意が必要です。
コーヒー、ティーまたはジュース1杯とクッキー、サンドイッチのみ提供されます。
WiFiは利用でき、電源もありますので純粋に休むだけであれば利用できます。
写真は国内線側(到着口を出て右に曲がり端にある方)です。
国内線側(到着ゲートを出て右端)は写真のとおり半個室のようになっていましたが、国際線側(到着ゲートを出て左側)はオープンスペースにソファーが並んでいるだけです。
有料のベッドを利用せずプライオリティパスだけで朝まで過ごしたいということであればソファー席だけであればプライオリティパスで利用可能ですが、深夜は満席になっている可能性も高いので注意が必要です。
【2019年12月追記】
国際線ラウンジ寄りの、出口側にもう1つプライオリティパスラウンジができたようです。
こちらは、上記2つのラウンジとは異なり軽食があります(但しインド料理です)。
食べ物、飲み物はこちらから注文して受け取ります(バイキング形式ではありません)。
初めてインドへ到着された方はどんな味がするか見当もつかないであるものばかり並んでいます。
分からなければ、とりあえず「チキンビリヤニ」または「ベジビリヤニ」を注文すれば無難かと思います。
とても清潔で広々としており、作業も捗るのではないでしょうか。市内に出たら汚い場所が多いので、ここで少しリラックスして疲れを取ってから向かった方が良いかも知れません。
写真を撮り忘れましたがソファー席もあります。
もちろん、電源も充実しており高速WiFiも飛んでいます。
ターミナル1 空港外ラウンジ
このラウンジは”land side”という名前です。
「ランドサイド」とは「陸側」という意味ですが、これは制限区域外であることを示しています。一方、制限区域内は「エアサイド」つまり「空側」と呼ばれます。
ランドサイドという名称がついていることから、このラウンジは空港の制限区域外にあり誰でも利用できることが分かります。
行き方ですが、ターミナル1へ到着して空港から外へ出ると、「Terminal 2 3 Shuttle Bus」と書かれた看板がありますので、その案内に従ってシャトルバス乗り場へ移動します。
そして、このバス停の隅の方にプライオリティパスで利用できるラウンジがあります。
通常、ラウンジを利用する場合にはプライオリティパスの他に搭乗券の提示を求められますが、このラウンジは利用時に搭乗券の提示は求められず、プライオリティパスのみで利用可能でした。
つまり、空港の利用者に限らず誰でもこのラウンジを利用することができます。
このラウンジはターミナル3の到着エリアと同じく仮眠施設やシャワーがありますが、こちらも有料となりプライオリティパスでは利用できません。
このラウンジはターミナル3の到着エリアのラウンジより酷く、食べ物も出てこなければコーヒー1杯すら出てきませんでした。
ターミナル1 出発エリア
ターミナル1出発エリアのラウンジは、セキュリティチェックを経たあと左へ曲がった中2階にあります。エレベーターまたは階段で上ります。
こちらはターミナル2のラウンジとは異なり、とても開放的です。
食事は、インドカレーが中心ですがトーストやオムレツなどもあり、朝はフルーツもあります。
ウォーターボトルが取りたい放題です。
夜はバーのようなところから飲み物を注文しますが、アルコールは有料になるようです。ソフトドリンクは無料でした。
電源のある席もありますが、ターミナル2に比べると少ない印象でした。こちらは入口にフライト情報モニタがあります。
ターミナル2 出発エリア
ターミナル2の出発エリアにもプライオリティパスラウンジがあります。
プライオリティパスの公式ホームページには”25番搭乗ゲートの近く”と書かれていましたが真っ赤なウソで、33番搭乗ゲートの近くにありました。番号が変わったのかも知れません。
とても狭く、常時混雑していて、食べ物もサンドイッチとビリヤニ(インドの炊き込みご飯)とチョコレートケーキくらいしかなく、ハッキリ言って最悪でした。
飲み物はオレンジジュース、マンゴージュース、ペットボトルのミネラルウォーター、コーヒーがありましたが、アルコールはないとのことでした。
なおウォーターボトルは係員に言ってもらうので、ターミナル1のラウンジのように取りたい放題ではありません。
以上からわかると思いますが、このラウンジでご飯を期待して入ると期待外れになります。
ターミナル2内部にはイオンモールを想起させるフードコートがあるので、こちらを利用された方がバリエーションはあるかも知れません。
電源は各席に完備されていますので、充電をしながら休みたい方には良いかも知れません。
もう1つ困るのが、フライト情報のモニタがないことです。インドは無連絡で突然搭乗口や出発時刻が変更になることも少なくないのでフライト情報は非常に重要なのですが、ラウンジにフライト情報がないと落ち着いて休むことができません。
実際、私の乗った飛行機は搭乗開始時間が19:50、出発時刻が20:35だったのですが、19:52に搭乗ゲートへ行ったら既に”Final Call”になっていて大変困りました。
ターミナル3 国内線ターミナル 出発エリア
ターミナル3は全ての国際線とフルサービスキャリアの国内線が発着します。
ここではターミナル3国内線出発エリアのラウンジをご紹介します(国際線は、訪問次第ご紹介します)。
場所はセキュリティチェックを終えて左側、上の写真で2階にあります。
受付を済ますと、ラウンジが左右に分かれていますが、いずれのラウンジも利用することができます。
写真のようなソファー席が多数あります。
食べ物、飲み物などはターミナル1と同じです。
まとめ
インド・デリーのインディラガンディー国際空港は各ターミナルにラウンジが充実していますので、プライオリティパスをお持ちの方はぜひご利用ください。
インド旅行は準備が大切です!インドに到着してから戸惑わないように、必要なものを準備しましょう。