という出張者、旅行者、在住者にオススメの日本人向けホテルをご紹介します。
デリーから電車で約1時間のグルガオンという都市にあるダイヤパークとSaiyu Residencyというホテルです。
ダイヤパークには日本式の大浴場もあります。インドで日本式の大浴場を楽しめるのはこのダイヤパークとバンガロールのChancery Hotelだけです。
デリーでのトランジットに時間がある方にもオススメです。乗継時間が8時間くらいあれば来られるかな?と思います。
Contents
ダイヤパーク
ダイヤパークは、まさに日本人のためのホテルです。
- 大浴場がある(宿泊をしないVisitorも500ルピー(約800円)で利用できる)
- 朝食で日本食が提供される
- 日本式の針灸を受けられる
- ジャパンデスクがある
- 日本食レストラン「来富」で美味しい日本食が食べられる
ダイヤパークの案内図です。
インドはイギリス式なので日本でいう1階をグランドフロア、2階をファーストフロアと呼ぶのが通常なのですが、このホテルは日本式(アメリカ式)の呼び方ですね。
バンガロールのChanceryは「インド式のホテルに日本の要素を取り入れた」という印象でしたが、ダイヤパークは日本のホテルそのままです。
大浴場
ダイヤパークの大浴場は男性と女性に分かれています(バンガロールのChanceryは1つの浴室を時間帯で分けているので、こちらの方がのんびりできます)。
お風呂は地下にあります。インド人スタッフにも"Ofuro"と言えば通じます。
私は午前10時に行きましたが、始まったばっかりでした。営業時間は午前9時からのようですが、少し余裕をもった方が良いかも知れません。
ビジターは受付でお金を払い、受付前のロッカーに貴重品を預けます(宿泊客は無料です)。
脱衣所にはフェイスタオルとバスタオルも用意されています。
脱衣所にはドライヤーが設置されています。本当に日本みたいですね。
日本人向けのホテルなので、当然ながら日本語の注意書きがあります。
浴槽は10人くらい?が入れる程度の広さです。日本の大浴場と全く変わりません。
シャンプー、コンディショナーやボディソープも用意されていますので手ぶらで訪問可能です。
お風呂上がりにはヤクルトがあります。1本20ルピー(約30円)です。
お風呂の隣には「ありあけ堂鍼灸院」もあります。
こちらがありあけ鍼灸院のパンフレットです。
まさにインドに疲れた日本人が必要とするものが全て揃っていると言えます。
DIA LOUNGE
お風呂の向かいには、かなり広々とした休憩スペース「Dia Lounge」があり、ソファーや日本の書籍、DVDなどが用意されています。
自由に利用することができ、地下ですが携帯電話も繋がります。
お風呂上がりにのんびりする場所としては最適です。
カフェハニー
入り口入って正面すぐに「カフェハニー」があります。宿泊客はここで朝食(和食)をとります。
ランチタイムでしたので、中華メニューもあったようです。
レストラン「来富」
2階にはレストランの来富があります。
私はチェンナイ在住なのですが、チェンナイにはここまで本格的な日本食レストランはなく、感動しました。
開放感があるだけでなく、とても上品な和風の雰囲気で落ち着きます。
定食を始めメニューも豊富です。
私はエビフライ定食を注文しましたが、写真を見て頂くと分かる通り、凄いボリュームです。
800ルピーでしたが、とても満足しました。茶碗蒸しは日本のものと変わらないです。
その他の施設
お手洗いにウォシュレットまで付いてます。インドでウォシュレットを見たのは、このダイヤパークとバンガロールのChanceryだけです。
プールがあり、プールサイドでは日本人による日本人のためのヨガ教室が行われていました。
インドのお土産物屋もあります。
ここまでの施設があるなら、デリー・グルガオン在住者はバンコクへ気分転換のために旅行する必要がないのではないかと思うほどです。
アクセス
ダイヤパークは、ニューデリー駅からメトロのイエローラインに1時間ほど乗った終点の駅Huda Cityから徒歩10分ほどの場所にあります。
デリーのインディラ・ガンディー空港からタクシーであれば20分ほどで到着します。
Saiyu Residency
西遊旅行というインドの秘境ツアーなどを企画している旅行会社が運営している日本人向けのホテルです。
ダイヤパークは1泊8000ルピー(約12,000円)ほどしますので、予算を抑えたい場合にはSaiyu Residencyがオススメです。
Saiyu Residencyは1泊2800ルピー(約4500円)ほどで宿泊することができます。
施設
部屋はとても広々としていました。
インドでは3000ルピークラスのホテルだと歯ブラシ、シャンプーなどは用意されていませんが、このホテルもそういったアメニティはありませんでした。
バスタオルとフェイスタオルの用意はあります。
広々とした部屋で、シャワールームは奥の方にありました。湯沸かし器でお湯を沸かしてから、15分ほどでシャワーに入れます。
朝食は庭の見える広々としたダイニングでとります。
このダイニングは休憩室として24時間利用可能です。
朝食はインド料理、洋食、和食から選べます。
インドにいる限りインド料理はどこにでもありますので、和食がオススメです。
アクセス
Saiyu Residencyは、ダイヤパークと同じイエローラインのMG Roadという駅から徒歩3分ほどの場所にあります。
夜ですと門は閉まっている可能性がありますが、セキュリティが24時間待機しているので開けてもらうことができます。
まとめ
インドは日本人にとって非常にハードな環境ですので、旅行・出張であれ生活であれ、乗り切るためには息抜きが必要です。
デリー近郊にお越しの際にはぜひご利用ください。