この記事では、インドのデリーにあるインディラガンディー国際空港到着エリアへの再入場方法をご紹介します。
インドのデリーにあるインディラガンディー国際空港ターミナル3の到着口は、税関審査後に到着客専用のエリアがあり、外へ出るにはもう1段階出口を出なければなりません。
上の図で、到着客以外の人が青色の「到着客専用エリア」へ入場するには100ルピー(160円)を支払わなければなりません(当然ながら黄色と緑のエリアへは入れません)。
「到着客専用エリア」にはベッドで仮眠できる施設もあり、ちょっとしたフードコートもあります。
また、100ルピーを支払わなければ入場できないこともあって怪しいタクシーの客引きもおらず静かなため、深夜にインディラガンディー国際空港へ到着した場合にはここでリラックスすることができます。
インディラガンディー国際空港へ到着した方を出迎える方にとっても、外の暑いところで怪しいインド人に囲まれながら立って待っているよりも、涼しい構内で待っていた方が体力を消耗しませんし、すぐに会えるのではないかと思います。
そこでこの記事では
- インディラガンディー国際空港到着後に到着客専用エリアで休もうと思ったが間違って外へ出てしまった人
- インディラガンディー国際空港の構内で到着客を出迎えたい人
を対象に、インディラガンディー国際空港の到着口エリアへ入場する方法をご紹介します。
単に100ルピーだけ払えばいいのかと思いきや、そこはやはりインドなので一筋縄では行かず非常に面倒くさいです。
到着客専用エリア入場時の注意事項
到着客専用エリアへの入場には幾つかの注意事項があります。
- チケットは3時間のみ有効
- 有効なID(要はパスポート)を持っていること
- 3歳未満は無料
- チケットは返金不可
- ノートPCは持ち込み禁止
- 100ルピーの支払は現金のみ
「3時間のみ有効」と書かれていますが、どうやって確認するのか不思議です(実際、確認されません)。到着客専用エリアを歩いている時も、再び建物の外へ出る時にも、一時入場者なのか飛行機に乗ってきた客なのかは見分けがつかないはずです。
※出る時に搭乗券・一時入場券の確認などありません。
従って、3時間以上滞在しても特段問題ないのではないかと個人的には思います(但しルール上は3時間と決まっていますので自己責任でお願いいたします。もし3時間以上滞在してトラブルになった場合でも当ブログでは責任を負いかねます)。
と疑問に思われるかもしれません。
なぜこんなことを書いているかと言うと、到着客専用エリアにはベッドで仮眠を取ることができるプラザプレミアムラウンジが2つあるからです。
ターミナル1または2に深夜到着して朝まで横になりたい方や、ターミナル3に到着してから間違えて外へ出てしまった方は、到着客専用エリアに3時間以上滞在できないとベッドで朝までゆっくり仮眠を取ることができません。
詳しくは下記記事をご参照ください。
さて、入場時の注意事項に「ノートPCは持ち込み禁止」と書かれていますが、実際はカバンの持ち込みが禁止です。
ここで言うカバンとはスーツケースに限らず、ハンドバッグやデイバックなど、あらゆる鞄がNGです。
しかし、カバンを持たずに手ぶらでインディラガンディー国際空港へ来る方は少ないと思うので、到着客専用エリアへ入るにはカバンを預ける必要があります。
また支払いは現金のみなのですが、空港の外にATMや両替所は見当たらないので注意が必要です(100ルピーを払って入場した後の「到着客専用エリア」にはATMも両替所もあります)。
デリー国際空港の手荷物預かり所
到着客専用エリアへは鞄を持ちこめないため、鞄を預けなければなりません。
手荷物預かり所は、10番の柱の向かいあたりからエスカレーターで2階へ上がり、渡り廊下を渡って反対側にあるメトロ駅の2階にあります。
手荷物預かり所の詳細については下記記事をご参照ください。
チケットカウンターで入場料を払う
まずは100ルピーを支払ってチケットを購入しなければなりませんが、チケットカウンターは10番の柱の向かいあたりにあります(とても分かりやすいです)。
荷物を預けて手ぶらになったら(パスポート、財布や携帯電話などの貴重品は身につけていくようにお願いします)入場券販売カウンターへ行き、カウンターでパスポートを見せて100ルピーを現金で支払います。
※従って、ここまでの間にATMでインドルピーを引き出しておく必要があります。インディラガンディー空港には国際キャッシュカードの使えるATMが多数ありますので、見つけて下してください。
到着客専用エリアへ入場する
入場料を払うと入場券の他に「到着客専用エリア内のフードコートで食べ物を注文すると100ルピー引きにになるクーポン」なるものを受け取ります。
そして、チケットカウンターの左側奥の方に”Visitor’s Entrance(訪問客用入場口)”があります。
入場時にセキュリティチェックを受けてパスポートを見せると晴れて入場ができます。
まとめ
少し面倒ではありますが、外は暑くて怪しいインド人も多く体力を消耗しますので、朝まで待機する方、インディラガンディー空港へ到着する人を出迎える方は空港の構内へ入場することをおススメします。