ゆきのさんは、「再現率100%のアジアでの海外転職」についてTwitter、note、ブログ、ラジオなどで情報発信をしています。
また、ゆきのさんは中国人の婚約者と間もなく結婚する予定で、日中国際結婚夫婦に関する情報も発信しています。
28 歳フリーターだった私が
全力で英語勉強して面接対策して
シンガポールで転職して3年暮らして
日本に帰ったら自称ベテラン共にボッコボコにされ、婚活は連続ダメ男で中国で転職して9ヶ月
仕事は快適
高収入エンジニアと年内入籍
毎日自炊日本で消耗してる人は早くアジア来て😭喜んで手伝う!
— ゆきの🇨🇳深セン帰れない26日目 (@yukino_asialife) November 11, 2019
ブログ:アジア転職×副業×ローカルライフ
note:人生大逆転を賭けて! 28歳フリーターがシンガポールで転職
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日中カップルブログ:チャイナ×ダンナ 中国・深セン 国際結婚の日常
アジアで海外転職を検討している方は必見です。
※本記事では1人民元=15円として計算します。
キャリアに焦りを感じて海外へ
28歳でフリーターだったので、このままじゃヤバいと思いました。
日本では「下積み3年」と言いますが、このままだと下積みで30歳を越えてしまいます。
私は下積みをスキップしたいと思い、海外就職を検討しました。
また趣味で英語勉強していたので、英語を使って仕事したいと思いました。
その結果、シンガポールへ就職しました。
日本へ帰ってくる前提でシンガポールへ行き、3年半ほど本屋で働いていました。
シンガポールから日本へはヘッドハンティングで戻ってきました。
ヘッドハンティングだったので普通の転職より条件が良いかと思っていたのですが、実際には大変でした。
ヘッドハンティングで採用されたのは九州の私立学校で、海外事業部の責任者として採用されました。
しかし、1年目は「様子見」といわれて仕事を任せてもらえませんでした。
海外だとポジションで求人をするので、「責任者」として採用されて今すぐたくさんやりたいことがあるのに、1年間も見習いなんてとカルチャーショックを受けました。
私はもともと大学で教育免許を取得しており、また教育そのものにも興味があります。
なぜ教育に興味があるかというと、単純に人に教えたり人から教わったりするのが好きですし、若い人たちに色々と伝えていきたいと考えるからです。
進路指導やキャリア教育に携わりたいので、学生と一緒に将来を考える中・高・大学で働きたいと思っています。
シンガポールで働いた経験を活かして、「海外で働きたい」と思う高校生に海外就職の方法を教えてあげられることが私の強みだと考えています。
それが同僚の先生方には「海外経験を自慢している」と受け取られることがありました。
このような経験から、日本の組織では仕事の実力よりも性別や年齢や勤続年数で評価されることが多くて大変だなと思いました。
これは閉鎖的な社会の地元へ戻ったことにも要因があると思っていて、もしこれが東京なら状況が違ったかも知れません。
こうして日本では14ヶ月ほど働いていましたが、「日本ムリ」とまた海外へ行きたくなり、日本で働きながら海外の求人情報をネットで探しました。
日本語教師のなり方、求人の探し方などは、ゆきのさんのブログの下記記事で詳しくまとめられています。
中国就職の決め手は給料と業務量のバランス
私は日本語教師の仕事を探していましたが、当初は日本語教育が盛んで 日本語教師の求人数が多い台湾かベトナムか香港で探していました。
しかし、条件にあう求人が見つかりませんでした。
給料 | 業務量 | |
台湾 | 安い | 楽 |
ベトナム | 安い | 楽 |
香港 | 高い | きつい |
深圳には2008年に初めて行きましたが、当時は「深圳の街中でiPhoneを使っていたら手首ごと持っていかれる」と言われるほど治安が悪い印象でした。
しかし2018年の年末から2019年の年始にかけて香港旅行のおまけで深圳へ行ったら綺麗になっていて、イメージが変わりました。「ここに住みたい!」と感じました。
深圳の日本語教師の条件はおよそ
- 給料は月給10,000元(150,000円)
- 退勤時刻は16:30
- 夏休みと冬休みが合わせて3ヶ月
という好条件でした。
実際の給与には各種手当がついて求人票より多めもらえました。
深圳の日本語教師の求人は、香港よりも勤務時間が短く、台湾・ベトナムより給料が良かったので深圳にしようと思いました。
2019年1月に深圳の私立高校に応募しました。
香港資本の私立高校の日本語教師です。
学校には日本語科、英語科、韓国語科がありました。
メールで応募し、オンラインで面接をして3日で内定を頂きました。
世の中の試験には「落とすための試験」と「受からせるための試験」がありますが、私の面接は完全に後者で、受からせるための試験でした。
内定です!
という形でトントン拍子で話が決まり、応募してから3日ほどで内定が出ました。
中国で日本語教師をやりたいという希望者は、公民館のボランティアや、三国志を全巻読破したような中国史が趣味の高齢の方が多いそうです。
その年齢層に比べたら、若くて元気があっていいという評価をもらえて、応募してから3日ほどで内定が出ました。
私は日本語教師の資格は持っていませんが、日本語教師になるために資格は必須ではありません。
日本語教師の資格を取得するのに50万円くらいかかるので、割りに合わないと感じました。
採用にあたって、日本の教員免許と日本での1年の実務経験が有利に働きました。
中国のビザ申請基準は「4大卒+2年間の関連業務経験」です。
入手するのが面倒な書類は下記の通りです。
- 卒業証明書(外務省と中国大使館の公印認証が必要)
- 警察の無犯罪証明書(外務省と中国大使館の公印認証が必要)
- 前の職場からの在職証明(通算2年)
- 中国政府が指定する日本国内の病院での健康診断書(15,000~20,000円)
私は2019年1月に内定が出て2月には中国へ行かなければならなかったので、超絶忙しかったです。
しかも、ビザ申請期間が中国の春節と重なり中国側の役所が1週間くらい閉まっていたので焦りました。
中国でビザを申請する時には春節(1〜2月)や国慶節(10月)は避けた方が良いです。
中国のビザ申請は非常に面倒くさいので、粘り強くやらないと投げ出したくなります。
入国後の各種許可はとても大変です。
- 入国後24時間以内に警察で住所登録(住まいが決まってなかったらホテルでも構わないと思います)
- 区役所の登録
- 携帯の契約
- 銀行の口座開設
- 就労ビザを居留許可証に切り替える
居留許可証の申請時、警察署に1週間くらいパスポート預けます。
パスポートを預けた時に受領証をもらいますが、警察がパスポートを紛失しないか心配でした。
外国人登録センターで受け取ります。
居留許可証は10ヶ月で更新します。
なお銀行の開設には中国語が必要で、同行してくれた中国人スタッフが2時間ほど銀行の担当者となにやら揉めていました。
申請したら即日開設されます。
最初の職場は2019年の2月から7月まで半年勤務しました。
とても素晴らしい職場でしたが、家庭の事情により転職しました。
深圳で知り合った人から求人の紹介があり、「いいですね(YesともNoとも言わない)」と返事をしたら「履歴書送って」と言われ、新しい職場の担当者にWeChatで繋がりました。
学校へ行く時「では今からここで模擬授業してください」と言われ、模擬授業をしたら喝采だったので「ぜひ来てください」と言われて入社を決めました。
中国の仕事では怯んだら負け
中国人は基本的に他人に関心がないので、放っておいてくれるため、自分のペースで仕事を進めることができます。
私は中国の学校の仕組みの方が合理的だと感じます。
中国 | 日本 | |
勤務時間 | 8:30~16:30 | 8:00〜18:00 |
昼休み | 2時間 | 1時間 |
昼休みの様子 | 休む | 生徒の質問を受ける |
業務範囲 | 授業のみ | 授業+部活 |
夏休み・冬休み | 3ヶ月休み | 出勤 |
長期休暇中の給与 | 8割支給 | 全額支給 |
日本の教師は朝8時から夕方6時までが勤務時間で、部活も含めて忙しいですが、中国は授業の時間以外は自由時間で、職員室にいなくて構いません。
中国では授業だけに専念できるので「教師ってこういうもんだよな〜」という感覚を取り戻します。
また夏休みや冬休みは学校へ来なくて構いません。
夏休みや冬休みには給料が2割カットされますが、日本では用事がないのに学校へ来ても無駄なので、中国の仕組みは合理的です。
また中国では昼休憩が2時間あり、30分弁当、30分お喋り、1時間昼寝ができます。
休み時間は寝てるので学生も来ないし「寝てるからプリンター使うな」という張り紙が貼ってあります。
- 年間3ヶ月の長期休暇
- 1年に一度の旅行手当
- クリスマスに特別手当
- 1食15元(225円)の学食
- ローカル病院が対象の医療保険
中国は小学校の頃から授業のあとに毎晩学校で自習しなければいけません。
ひたすら暗記の詰め込み教育です。
小学校でも、6人部屋の寮に入る子どももいます。
小学校から大学までずっと寮生活ということになります。
大学にも寮がありますが、6人部屋でエレベーターもありません。
中国には「学生は苦労するものだ」という感覚があります。
いろんな学生の相手をするのが大変です。
欧米の日本語学習者は趣味で日本語を勉強しますが、アジアの日本語学習者は生活のために必死に勉強する傾向がありますよね?
昔は中国人も必死だったのかも知れませんが、最近の中国では
- 英語が嫌い
- 国語としての中国語もやりたくない
- アニメ・ゲーム・ドラマが好き
- 「漢字だし、きっと大丈夫」となぜか思う
というゆるい学生が多いです。
テストのあとにWeChatで「再試験を受けさせてもらえませんか?」「もう一度チャンスをください」と交渉してくる学生もいます。
日本へ留学したら高考(中国の大学進学者が全員受験する超絶大変な試験です)を受けなくていいので、勉強嫌いな学生もいます。
厄介な人間関係も会議もないのは楽ですが、研修プログラムもないため、いきなり授業計画を来週までに提出してと言われたり「聞いてないよ!」ってことがたまにあります。
ということが、何の説明もなく突然言われます。
質問をしたら丁寧に教えてくれますが、質問をしなければ何も教えてくれないので、分からないことは食い下がって聞いていかなければなりません。
給料が少なくても、休みが多くて楽しく働ける仕事が良いです。
6年間で5社ほど経験しましたが、今が一番いいです。
これからもっと良いところに転職するには中国語と専門性を高める必要があると思います。
専門性というのは授業力や試験対策ということですが、現状維持は緩やかな下降だと思うのでスキルアップをしていきたいです。
ゆきのさんの体験談を読んでアジアでの海外就職に興味を持った方は、ぜひ【はじめてのアジア海外就職】実現までの道のりまとめの記事をお読みください。
海外就職の情報収集から実現までの方法をまとめています。