ゆきのさんは、「再現率100%のアジアでの海外転職」についてTwitter、note、ブログ、ラジオなどで情報発信をしています。
また、ゆきのさんは中国人の婚約者と間もなく結婚する予定で、日中国際結婚夫婦に関する情報も発信しています。
28 歳フリーターだった私が
全力で英語勉強して面接対策して
シンガポールで転職して3年暮らして
日本に帰ったら自称ベテラン共にボッコボコにされ、婚活は連続ダメ男で中国で転職して9ヶ月
仕事は快適
高収入エンジニアと年内入籍
毎日自炊日本で消耗してる人は早くアジア来て😭喜んで手伝う!
— ゆきの🇨🇳深セン帰れない26日目 (@yukino_asialife) November 11, 2019
ブログ:アジア転職×副業×ローカルライフ
note:人生大逆転を賭けて! 28歳フリーターがシンガポールで転職
YouTubeラジオ:YouTubeラジオ 深圳ゆきの
日中カップルブログ:チャイナ×ダンナ 中国・深セン 国際結婚の日常
アジアで海外転職を検討している方は必見です。
※本記事では1人民元=15円として計算します。
記事中の※はゆきのさんのコメントではなく、ブログ管理人による補足事項です。
Contents
ゆきのさんの深圳での生活費
ゆきのさんの1ヶ月の生活費は以下の通りです。
項目 | 人民元 | 日本円 |
食費 | 1,650元 | 24,750円 |
家賃 | 3,500元 | 52,500円 |
水道光熱費 | 300元 | 4,500円 |
飲み代 | 600元 | 9,000円 |
交通費 | 400元 | 6,000円 |
趣味 | 600元 | 9,000円 |
支出 | 7,050元 | 105,750円 |
詳しくは、ゆきのさんのブログ中国 現地採用のリアル生活費を大公開の記事をご参照ください。
ゆきのさんの深圳での1ヶ月の食費
種類 | 1食あたり(元) | 1食あたり(円) |
大学の学食 | 15元 | 225円 |
社食 | 30元 | 450円 |
街中の食堂 | 20元 | 300円 |
一般のレストラン | 150元 | 2,250円 |
高級レストラン | 250元 | 3,750円 |
日本食(昼の定食) | 100元 | 1,500円 |
日本食(ディナー) | 300元 | 4,500円 |
大きな会社であれば、大抵は社食で朝昼晩とも食べられます。
社食は主食とおかずを選んで30元(450円)くらいです。
学食であれば15元(225円)以下で食べられます。
週末や金曜日の夜に外食をすると、2人で300元(4,500円)くらいです。
ちょっといいレストランだと2人で500〜600元(7,500〜9,000円)くらいします。
街中にある食堂だったら20元(300円)くらいのがあります。
中国のローカル料理では野菜の摂取が難しく、また油っこいので、ずっと食べ続けるのは厳しいです。
深圳に住んでいる日本人は自炊を始めるか日本食料理屋へ通う人が多いです。
日本食料理屋はランチ定食で100元(1,500円)くらい、ディナーは300元(4,500円)くらいです。朝5元(75円)、昼20元(300円)、夜30元(450円)の1日55元(825円)で、月に1,650元(24,750円)となります。
肉も野菜も、スーパーで買い物をすると安いです。
例えばキャベツは5元(75円)くらいで売っています。
日本食材については、イオンが中国全土にあるので、そこで入手できます。
イオンは上海付近に工場を持っており国内生産なので、関税がかからず安いです。
輸入専門コーナーある日本食は関税がかかるため高く、日本の2倍ほどします。
例えば味噌は30元(450円)ほどで購入できます。
ゆきのさんの深圳での家賃・住宅事情
1回引越しをしていますが、最初の家は会社の前任者が住んでいた家を引き継ぎました。
中国語がペラペラの先輩が、契約の時には一緒に来てくれました。
きちんと契約内容を確認しないとトラブルになるというアドバイスを頂きました。
2件目の家は、婚約者ヤンくんが勤める会社の社内掲示板で見つけました。
中国の企業ではそれぞれにコミュニティ(フリマ)があって、そこで家を探すと不動産屋の仲介手数料が必要ありません。
項目 | 1件目 | 2件目 |
家賃 | 3,200元(48,000円) | 5,200元(78,000円) |
間取り | ワンルーム | 1DK |
広さ | 30平米 | 40平米 |
立地 | 福田区から地下鉄で40分 | 福田区から特急で40分 |
最寄駅から | 徒歩5分 | 徒歩10分 |
敷金 | 1ヶ月 | 1ヶ月 |
家具家電 | 家具家電つき | 家具家電つき |
アパートの入り口には24時間セキュリティが常駐しており、セキュリティカードをタッチしてかざすゲートがありました。
1件目の家には、別料金とはなりますが、プールとジムもついていました。
深圳は家賃の値上げが著しく、毎年5〜10%の賃料アップという契約になっています。
契約期間は1〜2年で、途中で退去すると違約金が発生します。
1件目の家については、私は後任の人に継続して住んでもらう段取りを踏んで退去しました。
なお1件目の家は、日本人だからということで優遇してもらい、家賃も地域の相場より100元ほど安くしてもらいました。
大家さんとの関係を良好に保つと様々な面で優遇してくれることがあるので、日本のお土産をあげたり、家賃支払の締め切りを守るなどにより関係を良好にしておくと良いことがあるかも知れません。
なお停電は一度もありません。
ゆきのさんの深圳でのその他生活費
電気・水道・ガスは月300元(4,500円)ほどで、半年に1回大家から請求があります。
携帯電話は月20GBで100元(1,500円)で、家のWiFiの料金も含まれます。
もし自宅でゲームなどをする場合には追加で100元ほど支払えば、より通信速度の速いプランに申し込めます。
中国はネット規制があるためGoogle等にアクセスするのはVPNが必要となりますが、無料のVPNは規制に引っかかりやすいため、有料のVPNの方が安定します。
VPNの料金は月600〜1,000円ほどで、通信容量は無制限、1アカウントで5台ほど接続できます。
初乗りはバスが1元(15円)、地下鉄が2元(30円)、タクシーが10元(150円)です。
タクシーは1時間のっても100元(1,500円)ほどしかかからないので利用しやすいです。
地下鉄なら1時間半ほど乗っても8元(120円)ほどしかかかりません。
日本人が担当している美容院へ行くとカットだけで200〜300元(3,000〜4,500円)ほどかかります。
ローカルの美容院へ行ったら、カットで100元(1,500円)ほどかかります。但し、こちらのイメージは一切汲み取られません。
女性だったら香港の美容院へ行く人も多いです。
香港へ行けばドンキホーテもスシローもDAISOもあります。
深圳の暮らしは香港で補われています。
3回ほど行きました。
1回目は慣れない生活と仕事で、2週間ほど1日中頭痛でつらかったので、高額な医療費を覚悟して行きました。
深圳には日系クリニックはありませんが、欧米人向けの英語が通じる高級クリニックがあるので、そこへ行きました。
血液検査やレントゲンなど一通りやってもらって、1,800元(27,000円)かかりました。結局はストレスによる過度の疲労でした。
なお会社の保険が効くのはローカル病院に限定されたため1,800元は自腹でした。
中国の医療は格差が激しいためローカルの病院は安いですが、中国語しか通じません。
2回目と3回目については、吐き気と腹痛で動けなくなり、婚約者のヤンくんに付き添ってもらってローカルの大病院へ行きましたが、胃腸炎でした。
この時は血液検査と腸エコーをしてもらって100元(1,500円)しかかかりませんでした。
外国人向けの病院は高いので、中国語ができない人は同僚など中国人の知り合いに付き添ってもらった方がいいです。
同僚に「1800元のところに行った」と言ったら「何で頼ってくれなかったの!水臭い!勿体無い!」と怒られました。
歯医者は日本で行きます。
深圳は香港空港までタクシーで20分かかり、香港からはLCCを使えば片道1~2万円で帰れます。
なお、中国語が完璧で中国大好きな先輩から良い歯医者を紹介してもらえそうですが、言葉が分からないので迷っています。
アプリを使えば水回りの清掃を始めとする家事代行サービスを頼めます。
1時間数百元で来てくれるのがあります。
- 洋服
洋服は安く、Tシャツなら500円程度で買えます。
UNIQLO、ZARA、無印良品などの海外ブランドは高価ですが国内ブランドに比べると丈夫で質が良いです。
- 飲み会
中国には、幹事が全員分の費用を奢るという文化があります。
私は外国人扱いされるので、まだこの文化に慣れません。
私から「ご飯へ行こう」って誘っても、最後は「AAで(割り勘で)」と言われます。
- 旅行
日本の生活ではそこまで頻繁に旅行はしませんでしたが、中国へ来てから年に3〜4回は海外旅行をしています。
その他ゆきのさんの深圳での生活全般
中国は超監視社会で至る所に監視カメラがあるので、治安は極めて良いです。
深夜までお酒を飲んで歩いて帰っても何もありません。
また例えば、デリバリーサービスで荷物が紛失すると配達人が弁償の責任を負うことになります。
2017年頃まで住んでいたシンガポールでは荷物がボロボロになって届くこともありましたが、中国ではだいたい綺麗に届きますし、自動的に宅配ボックスに入れてくれます。
宅配ボックスにショートメールで届いた数字を入力すれば該当のボックスが自動で開くので、配達人と会話をしなくても荷物を受け取ることができるのも快適です。
深圳の人口は1700万人で、規模や町並み、そして経済の伸び方は東京以上です。
深圳はIT城下町や国際都市などと言われ、英語でできる仕事もありますが、生活面では中国語が必須です。例えば
- 役所は全く英語が通じない
- ローカルの病院も英語は通じない
- アパートのオーナーや管理会社とのやり取りも全て中国語
- アパートの賃貸契約書も中国語
- タクシー、スーパー、レストラン、デリバリーなどのやり取りは全て中国語
このように、生活のあらゆる場面で中国語が必要になります。
中国語ができない場合には、職場の同僚などの中国人に助けてもらう必要があります。
日本では「周りの人に迷惑をかけない」「何でも一人でやる」という価値観がありますが、それは中国では通用しません。
変に遠慮して自分1人で何でも解決しようとせず、周りの人を頼ることを躊躇しないことが大切です。
私は中国語を話せないまま1年ほど深圳に住んでいますが、そこまで不便をしたことはありません。
デリバリーの人の言っていることが分からなくても、漢字を並べてどうにかします。
なお、中国生活や中国語の初心者に深圳はオススメです。
深圳には様々な地方から出稼ぎの人が来ており、昔から住んでいる人々の強いコミュニティがあるわけではないので、様々な訛りの人がいます。
従って、外国人が訛った中国語を話したからといってバカにされることはなく、真剣に聞いてくれます。
また様々な省から人々が集まっているので、広東省にも関わらず広東語は不要で、標準中国語さえ話せれば問題ありません。
12月から2月だけ冬で、冬は10度前後です。
3〜11月は夏です。
また湿気が凄く、乾燥はしません。
除湿機も半日で水がパンパンになり、スーツなどがカビるので、湿気が多すぎて気が滅入ります。
なお深圳は大気汚染はあまりありません。
- 美団(ウーバーイーツのようなデリバリーアプリ)
- 百度地図(Google Mapの代わり)
- QQ音楽
- TikTok
- BiliBili(ニコニコ動画の代わり)
- 淘宝(アマゾン)
- 滴滴(UBER)
中国は月額定額購入(サブスクリプション)のアプリが安く、100〜200円のサブスクもいっぱいあります。
なお中国でYouTubeやTwitterといった海外のWebサービスを使うにはVPNが必要になりますが、Google Mapが使えなくてもBaidu地図を使ったりするなど、中国アプリで賄えます。
中国のWebサービスについてはVPNを使うと却って邪魔になることもあります。
深圳には日本人が少ないため日本人との繋がりは貴重で、積極的に交流するようにしています。
Twitterで知り合った深セン在住日本人の友人も多いです。
ネット回線と言語です。
Twitterなどのテキストベースの通信ならVPNの通信速度でも問題ありませんが、YouTubeやインスタグラムを見ていると読み込みスピードは遅いです。
最も良いのは日本人でネット回りに強い人と仲良くなることです。
プロ級の方は自分でサーバーを構築したりしているそうなので、中国在住歴が長くオタク気質の人は独自のルートを持っているのではないでしょうか。
- ふりかけ
- パスタソース
- すぐに味付けできるもの
- 洋服
あとは香港や深圳のイオンで入手できます。
女性は特に、安くて可愛い洋服は日本で買うことをオススメします。
ゆきのさんの体験談を読んでアジアでの海外就職に興味を持った方は、ぜひ【はじめてのアジア海外就職】実現までの道のりまとめの記事をお読みください。
海外就職の情報収集から実現までの方法をまとめています。