シンガポール

副業や資格の勉強をしたいけど、毎日の通勤・長時間残業や休日出勤、家事に追われて時間が捻出できない。

という方も多いのではないでしょうか?

だからと言って、会社を辞めて専業になるのは極めてリスクが高いため、会社員を続けながら副業や投資の学習時間を確保するのが最も安全ですよね。

先日、こちらのツイートをしました。

私は東京で毎朝6時半に家を出て夜12時に家へ帰るという、家と会社を往復するだけの生活をしていましたが、30代で妻と一緒にインドへ移住して全てが変わりました。

今はインドで暮らしていますが、「生き返った」という一言に尽きます。

このブログもインドへ来てから始めたのですが、東京でサラリーマンをしていた頃に比べて格段に生活が充実するようになりました。

この記事では自分の時間を確保したい方にアジア海外就職のメリットと注意点をご紹介します。

海外就職といっても、海外に骨を埋めるわけではありません。

2~3年のあいだ歯を食いしばって頑張り、パワーアップ(本業でのキャリアアップ、月数万円の副業収入など)してから日本へ凱旋するイメージです。

海外に興味がある方だけでなく、たとえ海外生活に興味はなくても現在の生活に行き詰まりを感じて、本気で打開策を求めている方にも読んで頂きたい記事です。

この記事を読めば、アジア海外就職で人生を変えることができる理由と具体的な方法が分かります。

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副業をしたい人が海外就職をする3つのメリット

香港夜景

日本の長時間残業や休日出勤、家事などに消耗している人が海外就職で得られるメリットを3つご紹介します。

自分の時間を確保できる

海外就職をすると、自分の時間を確保することができます。その理由は3つあります。

休日出勤・長時間残業が少なく通勤時間が短い

海外では基本的に長時間残業はありません。

一部の日系企業では日本と変わらないくらい働かされるという噂も聞いたことはありますが、そのようなケースは稀です。

多くの企業は日系企業であっても定時退社です。そもそも、現地スタッフが定時で帰ってしまうので残業しても仕事になりません。

そして、日本の首都圏ほどの長距離通勤もほぼありません。

私の場合は日によってタクシーやドライバー付の社有車で通勤していますが、渋滞はあるものの自分が運転するわけではありません。

ラッシュに悩まされるわけでもないので通勤時間を有効に活用することができます。

家事から解放される

日本でも家事代行サービスが普及しつつありますが、私の住んでいるインドでは月に数千円を払えば、毎日掃除・選択・調理をしてくれるメイドさんが来てくれるので家事の苦痛からは解放されます。

なお私はメイドさんは雇っていませんが、ドライバーの時間外残業代の相場は時給で60円ほどらしいので、メイドさんもほぼ変わらないのではないかと思います。

インドだけでなく東南アジアでも家事をメイドさんに任せるのは一般的です。

但しお子さんがいる場合、育児を任せるのまではお勧めしないです。

誘拐されたら取り返しがつきません。

誘惑が少ない

これはアジアの中でも国によりますが、私の住んでいるインドの場合には余暇が何もありません(詳しくは「休日の過ごし方」をご参照ください)。

インド人は映画などを見ていますが、ローカルの言語+英語の字幕ということで毎週見に行くものでもないので、日本人会や日本人サークルの活動に精を出すか引き籠って副業に精を出すくらいしかやることがありません。

集中できる環境が整えられています。

お金を捻出できる

海外では工夫次第でお金を捻出できます。方法は、費用の削減と副収入の確保です。

工夫次第で節約できる

生活費の節約について、私が住んでいるインドを例にご紹介します。

インドには1日1.9ドル以下で生活している貧困層が1億人以上もいます(参考記事:インドに1年住んで感じた、インド貧困層の想像を絶する生活実態

現地の大卒の新卒給与が3万円ほどであるのに対し、ビザの都合で日本人は最低でも15万円ほどは受け取れます。

日本人が現地水準で生活するのはさすがに不可能ですが、強い意思を持てば生活費は切り詰められます。試しに東京の派遣社員とインドの現地採用の給与・生活費を比較してみます。

(単位:円)

項目 東京の派遣 インドの現採
収入(手取り) 200,000 150,000
家賃 80,000 40,000
食費 30,000 10,000
水道光熱費 10,000 4,000
携帯電話・インターネット 10,000 1,000
日用品・衣類等 30,000 10,000
通勤費用 10,000 5,000
メイド 0 5,000
交際費・趣味代 20,000 10,000
支出計 190,000 85,000
貯金 10,000 65,000

食費1万円というのは自炊とローカルのインド料理が前提なので、インドの場合はちょっと大変かもしれません。タイなどであれば屋台でも美味しく食べられます。

インドの場合、野菜は1kg100円程度で売っているので、両手の袋いっぱいに買っても300円程度で収まる場合が少なくありません。

メイドさんに日本食を教えて作ってもらいましょう!

通勤費については会社支給の場合も多い(私は会社支給です)ですし、徒歩圏内に家を借りればゼロです。また、タクシーを使うと1回300円ほどしますが、電車やバスなら1回10~15円くらいで移動できます。

携帯電話の月額1000円はそこまで安く感じられないかも知れませんが、インドであれば800円で4Gを月200GBまで利用できます。

従って、どこでもデータ容量を気にせずにYouTubeを楽しむことができます。

このように物価の安いアジアでは極端な節約が可能ですが、やりすぎるとメンタルを壊すので注意が必要です。

アジアには格安航空会社がたくさん就航していますので、東南アジア各地を週末で旅行して気分転換するのがオススメです。日本から海外旅行へ行くイメージよりもずっと気軽に行くことができます。

定期預金利息で稼ぐ

節約して余ったお金で自己投資をしても良いですが、定期預金に回しても良いかも知れません。途上国は定期預金の年利が高く、インドの定期預金利息は年利6~7%です。ベトナムなども同様です。

楽天銀行の預金利息で喜んでいる場合ではありません。

節約して定期預金に回せばかなりお金が増えます。そして、為替が円安になるタイミングを見計らって日本へ送金します。

ブログネタに困らない

これはブログやYouTubeなどで発信したい人に限りますが、海外は話のネタに困りません。

同じコンテンツを発信するのでも、「海外からの視点」みたいなのをちょっと入れるだけでオリジナルコンテンツになります。

アジアでの経済成長と日本の経済停滞が続くなか、アジア海外就職の希望者は増える一方というのが現状です。

まだまだ労働者世代で海外移住をする人は少ないですが、これから増加していくのに伴いコンテンツへの需要も増えるのではないかと思います。

また、海外在住者の多くは情報発信をしているため、そういう方との繋がりもできて「家と会社の往復」という生活ではなくなります。

海外就職をするための条件

ムンバイ

海外就職なんてトップエリートだけが実現可能なことで、私には難しいんじゃないの?私にも海外就職はできるの?

と気になっている方もいると思います。

もしアメリカやヨーロッパへの就職を希望されているのなら、確かに簡単ではありません。

しかしアジアは違います。2019年現在は、アジアであれば海外就職のハードルは決して高くありません。

この記事を読んでいる皆さんの海外就職の目的は欧米で生活して「すごーい!」と言われることではなく、副業の時間とお金を捻出することだと思うので、アジアを目指しましょう。

就労ビザの学歴・職歴要件

海外就職は「企業からの内定+政府から発行される就労ビザ」が必要です。日本で働いている外国人も、日本政府から就労ビザが発行されています。

日本国内とは異なり、たとえ企業から内定が出ても政府の就労ビザ発行要件を満たしていないと働けないため注意が必要です。

アジアの多くの国では、学歴要件は4大卒、職歴は2〜5年以上を条件を就労ビザ発行の要件としています。

しかし、タイ、フィリピン、インドのように学歴も職歴も問わないという国もあります。

ブロガーとして有名なマナブさんも新卒でフィリピン就職をしています。

派遣・フリーター・契約社員でも海外就職できるか

海外では「正社員、派遣社員、契約社員、フリータ-」という区別がありません。

派遣やフリーターの経歴から海外就職を経験し、正社員として日本へ戻る、という例も多々あります。

海外就職の年齢

海外には興味があるけどもういい歳だからな〜

という心配もあると思います。

実際のところは、海外就職のハードルは20代後半が最も低く、30歳を過ぎると結婚などとの兼ね合いもあり、年齢が上がるに連れてハードルが上がっていくのは否定できません。

しかし30代以降でも実現している人は大勢いますので、きちんとしたキャリア計画があれば大丈夫かと思います。

私自身も、30代で妻と一緒にインドへ移住しました。

50代を過ぎると逆にリタイアメントビザなども視野に入れ、チャレンジされる方も多いようです。

年齢別の海外就職のリスクや準備については海外就職に最適な年齢は?30代以降でもチャレンジできる!をご参照ください。

英語力

コールセンターなど英語ができなくても就職できる仕事はありますが、日本へ帰国したときのキャリアアップの観点からはちょっとリスクがあります。

英語ができた方が仕事の幅が広がりますし、せっかく海外へ行ったのに全く英語ができないまま帰ってきたらちょっともったいないですよね。

私の個人的な感覚ですが、まずTOEIC600点を目指すのが良いのではないかと思います。600点は高校卒業レベル+αというレベルです。

海外就職を目指す人がTOEIC600点を目標とすることをオススメする理由は海外就職に必要な英語力の目標がTOEIC600点である理由にまとめていますのでご参照ください。

求められる職種

高収入での求人が多いのは技術者や管理職ですが、専門的な技術を持たない方の求人は圧倒的に営業職が多いです。

もし文系で、エンジニアは無理だけど営業も嫌だという方には経理関係の仕事がオススメです。

人事総務や法務は現地のローカルルールに従うため現地スタッフに任せるのですが、経理は連結決算があるため本社と現地子会社とを繋ぐ折衝役として日本人への需要があります。

経理での海外就職については文系の海外就職希望者に会計・経理がおススメな3つの理由という記事をご参照ください。

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海外就職の注意点

上海

海外就職の良い面ばかり書いてきましたが、当然ながら注意点もあります。

志望動機は明確にして転職先は慎重に検討する

アジア就職と言っても、国によって状況は違います。成功する秘訣は、何のために海外就職をしたいのか、動機と目標を明確にすることです。

目的が決まれば行くべき国も決まります。

例えばシンガポールは家賃が日本より高いので、猛烈に稼いでもお金がかかります。

この記事を読んでらっしゃる皆さんは副業の時間を確保しつつ節約をして自己投資のためのお金を貯めることが目的ですよね?

そうすると、オススメの国は下記になります。

  • ハードな生活に耐え、本業のキャリアアップをしつつ副業でも稼ぐ→ベトナム、インドネシア、インド
  • 本業のキャリアアップは程々でいいから快適に暮らしたい→タイ、マレーシア

志望動機別に目指すべき国については、 【海外就職の動機別】オススメのアジアの国リストをご参照ください。

帰国後のキャリアプランまで考える

アジアでの現地採用はキャリアとして見なさない

などという企業も一昔前は多かったです。

現在は、アジアでキャリアを積んでから、日本で海外経験を活かした良い条件で転職を実現している人も少なくありません。

しかし「海外の方が楽そうだから」という理由で将来のキャリア計画を立てずに無計画なまま海外へ来てしまうと、浅いキャリアになってしまう可能性もあるので要注意です。

海外就職にかかる費用を準備する

海外就職に費用はかかるの?

色々とかかります。

  • 退職の翌月から翌年5月までの住民税
  • 予防接種費用
  • 海外渡航費
  • アパート入居時の敷金と前払家賃
  • アパートが決まるまでのホテル滞在費
  • 最初の給与が支給されるまでの生活費

私の場合は予防接種費用や渡航費、アパートが決まるまでの滞在費などは会社に負担してもらいましたが、会社により条件は異なります。

具体的にかかる費用は海外移住の実現までにかかる費用のリストの記事をご参照ください。

副業OKであることを確認する

海外で働いている人の多くはブログやTwitterなどで情報発信しています(YouTubeで発信している人もいますが、まだまだ少ないかも知れません)。

大抵の会社は気にしないと思いますが、堅い日系企業の海外子会社だとNGな場合もあるので事前に面接で就業規則を確認しておいた方が無難です。

海外在住日本人の社会はビックリするくらい狭いので、発信しているとすぐに誰だか分かります。

副業が可能かどうかは念のため面接で確認しましょう。

海外で働いている日本人は発信したいことが山ほどあるため、恐らく国内に住んでいる人に比べてブログやTwitterなどで発信している人の割合が多い印象です。

生活がハードであることを覚悟する

途上国になればなるほどチャンスは大きいですが、生活はハードです。私が住んでいるインドだと

  • 午前10時に来るはずのエアコン修理業者が無連絡で夕方6時に来る
  • 誰も並んでいないマクドナルドで15分以上待たされる
  • ピザが到着していないのに、配達アプリを見ると「配達完了」担っている
  • 頻繁に停電が発生する
  • 障害物が多すぎて外を歩くのが大変
  • 突然祝日が決まる

などの問題が発生します。東南アジアはここまで激しくはありませんが、日本に比べると生活での問題は大変です。

私がインドで暮らしていて大変だと思うことはインドの生活が大変である8つの理由【インド駐在・就職予定者必見】の記事にまとめています。

この記事を読んで

日本での通勤ラッシュや長時間残業に比べたら、この程度のトラブルは耐えられるよ

と思ったら、インドよりハードな国はないのできっと大丈夫です。

こんなに大変なら日本で消耗してた方がいいわ

という方もいると思います。海外就職は全ての人にお勧めできる選択肢ではなく、無理な人は無理です。

なお、繰り返しになりますがインドはアジアの中でもスーパーハードなので、タイやマレーシアを始めとする東南アジアであればここまでハードではありません。

インドの場合は特にそうですが、アジアでは多くの人から迷惑をかけられる代わりに、自分が人に迷惑をかけてもそこまで責められません

例えば、1時間遅刻してしまった場合や、こちらのミスで資料の再作成を依頼しなければならない場合なども、インド人はそこまで嫌な顔をせずに

OK No problem

という感じで受け入れてくれることが多いです。

その代わり、こちらも非常に多大な迷惑をこうむることが少なくありません。

宅配便がいつ届くか分からないというストレスはありませんが、働いている方からすれば日本ほどブラックな働き方はしていないはずです。

何かを変えたかったら行動を起こす

この記事を読んで少しでも海外就職に可能性を感じたら、まずは情報収集から行動を起こしてみましょう。とはいえ

何をどこから手をつけて良いのかが分からない

という方も多いと思います。海外就職の実現までに必要なことは

  • 情報収集
  • 履歴書・職務経歴書の作成
  • 下見・面接
  • 就労ビザ手配
  • 役所の各種手続き
  • 移住
  • 現地到着後の家探し、銀行口座開設

など多岐に渡ります。事前の情報収集から渡航後に必要な手続きまで、海外就職に必要な流れを海外就職の事前準備で必要なこと全リスト【海外で働きたい人必見】にまとめていますのでご紹介ください。

2019年現在、海外就職をしている人の多くは海外ビジネスや海外生活に興味がある人です。

しかし私は、日本の行き詰まりの状況を見ていると、海外に全く興味のない人でも「人生を好転させるために海外へチャレンジする」というニーズがあるのではないかと考えています。

この記事はそういった、海外に興味はないが現在の生活が行き詰まっている方に向けて書きました。

海外就職は決して楽ではありませんが、頑張れば可能性があります。

東京で派遣・フリーターをする生活より大変なことも多々あるかもしれません。しかし海外の方が頑張れば人生を変えていけるという希望があると感じます。

「自分の時間を確保して新しいことにチャレンジしたい」「本気で人生を変えたい」と思った方はぜひ情報収集から行動を起こしてみてください。

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