TOEIC

アジアでの海外就職に必要な英語力の最低ラインはTOEIC600点程度と言われています。海外就職を実現したい人は、まずTOEIC600点を目指しましょう。

TOEICってリスニングとリーディングだけだから、会話力の指標にはならないんじゃないの?

TOEICって日本と韓国でしか通用しないから海外就職の役には立たないんじゃないの?

という疑問もあると思います。

確かに、TOEICが通用するのは日本と韓国限定で、またTOEICで会話力の測定ができないことは事実です。

しかし、それでも英語が苦手な人が海外就職を目指すのであればまずTOEIC600点を目標にすることがオススメです。

まずTOEIC600点を目指すべき理由
  • 海外就職はTOEIC600点が最低ライン
  • 日系企業はTOEICを基準に採用する場合が多い
  • 基礎力があれば会話力は現地で磨くことができる

    私はインドで1年ほど働いていますが、インドへ来る前にアジア各国で求人を探しました。

    その際、多くのエージェントや海外就職希望者と話をしましたが、「海外就職はTOEIC600点からが目安」という話でした。

    国によって就職希望者に求められる英語力は異なりますが、ベトナム、タイ、インドネシアであればTOEIC600点からチャレンジできるかと思います。

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    海外就職はTOEIC600点が最低ライン

    全く英語力がなくても海外就職を実現することは可能です。その場合、英語を全く使わないコールセンター、日系企業向け法人営業、日系企業内部の事務職などになります。

    日系企業の法人営業はお客様が日本人になるので、社外で全く英語は使いません。営業職や事務職であっても社内ローカルスタッフとのやり取りは英語になる会社が多いですが、中国や東南アジアであれば日本語ペラペラのローカルスタッフがいる企業も多いので、社内のコミュニケーションも日本語だけで事足りてしまうケースもあります。

    こういった環境であれば英語がなくても就職できるのですが、職場で全く英語を使わないために英語力が伸びません。「海外就職したけど、仕事で英語を使うのは無理です」ということですと、将来的に日本へ戻るときにキャリアとして評価されづらい可能性があります。

    TOEIC600点あれば、タイ、ベトナム、インドネシアなどであれば英語を使う業務にも応募できる可能性が開けてきます。

    タイ、ベトナム、インドネシアといった国は元々非英語圏で英語が苦手なため、就職にあたってあまり高い英語力は要求されません。

    流暢な英語で話し過ぎてしまうと、逆に現地の人から理解されないかも知れません。分かりやすい単語、短い文章で的確に伝えられれば大丈夫かと思います。

    マレーシアやインドについては日常的に英語を使用している国であり、ローカルスタッフも早口で流暢な英語を話す場合が多いため、もう少し高い英語力が求められます。

    英語をバンバン使う国へ行きたい方は、TOEICをもう少し頑張って700〜800点に引き上げから行くのも良いかも知れません。

    私はTOEIC805点・英検準1級でインドへ来ましたが、最初は早口なインド人の会話についていくのが大変でした。

    国別に求められる英語力については国別アジア就職比較 英語力を高めたい人のためにオススメの国3選の記事をご参照ください。

    日系企業はTOEICを基準に採用する場合が多い

    TOEICが英語力の指標として威力を発揮するのは日本と韓国のみと言われています。

    確かに、インド人と日本人との飲み会でTOEICの話題が出たとき、TOEICを知っているインド人は1人もいませんでした。

    従って、海外就職で外資系やローカルの企業を受けるのであればTOEICの点数履歴書に書いても「これは何ですか?」という反応かも知れません。

    しかし、TOEIC600点の人が初めての海外就職で外資系やローカル系へチャレンジするのは非常にハードルが高いです。

    そこで、初めての海外就職は日系企業へ就職することになる場合が多いです。面接官が日本人であるケースが殆どなので、TOEICの点数は英語力をアピールする有効な材料になります。

    日系企業の海外子会社の場合には採用担当者が日本人である場合が多く、しかも英語のできない駐在員が面接官となるケースすらあります。

    将来的に外資系やローカル系へチャレンジしていきたい場合にはTOEICの点数は頼りになりませんが、初めての海外就職を実現するための第1ステップとしてはTOEIC600点を目標にするのは有効ではないかと思います。

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    基礎力があれば会話力は現地で磨くことができる

    英単語や英文法のインプットについては海外で学ぶよりも日本にいる間に日本語で学んでしまった方が早いです。

    TOEIC600点というのは英検2級くらいですので、高校レベルの文法と単語を一通り身につけた状態かと思います。

    TOEICはリスニングとリーディングだけのため、アウトプットする力はないかも知れません。しかし、頭の中に英単語と文法が入っていれば、それらをアウトプットする機会は海外にいればいくらでもあります。

    海外の生活や仕事で困ったときに思い出せない単語や表現を身振り手振りで表現して、「あれ~あの単語は何というんだっけなぁ?」と思いながらGoogleで調べると「あ~これこれ」と思い出します。

    英単語などは感情を伴って記憶すると長期記憶になると言われていますので、その経験を積み重ねていくことにより多くの英単語や文法を長期記憶へ落とし込んでいくことができます。

    間違ったアウトプットする→伝わらないので覚えなおす→正しく記憶する

    というプロセスで英語力は向上しますが、全く英語を知らないまま海外へ渡ると最初の「間違ったアウトプットする」ということもできないため、より時間がかかります。

    ゼロから勉強をしても身につかないわけではありませんが、インプットに時間をかけることは効率が悪く時間がかかるためあまりお勧めしません。

    TOEIC 600点を短期で目指す

    高校までの勉強をしていなかった、またする機会がなかったということであればTOEIC600点までのハードルは高いかも知れません。

    しかし、高校卒業までの英語を一通り学んだ方であれば、その復習+αでTOEIC600点は取得可能ではないかと思います。

    数ヶ月間だけ英語に集中してTOEIC600点を取得し、海外で英語を使う仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

    とはいえ、TOEICそのものが目的ではないので、もし数ヶ月経ってもTOEIC600点を取れなった場合には、そのままTOEICの点数なしで海外就職へ臨むのもアリかも知れません(最終的にはエージェントにご確認ください)。

    いずにしてもTOEIC学習の過程で身につけたことは無駄にはなりませんし、単語や文法のインプットを日本でやってしまった方が現地で楽になるのは間違いありません。

    ぜひ、海外就職の情報収集と並行してTOEIC600点を目指してください。

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