面接

未経験で経理職への転職をしたいとき、最も頭を悩ませるのが志望動機と自己PRではないでしょうか?

経理は潰しが効いて転職がしやすいし、一般事務より給料が高そう。会社なんてどこでもいいから経理の経験を積みたい。

という本音を面接で言うのは難しそうですよね。

実は、経理に必要とされる適性を理解しておくことで面接官の共感を得やすい志望動機と自己PRを作ることができます。

なぜなら私はその志望動機と自己PRで、30歳の経理未経験でも3社から内定をもらえたからです。

私は31歳までに3回転職しており、2回目(3社目)の転職が未経験での経理への転職でした。

この記事では、未経験の人が経理へ転職する場合の志望動機の作り方をご紹介します。

この記事を読めば、自信を持って面接に臨むことができます。

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転職の事前準備

日商簿記3級(できれば2級)を取得しておきましょう。

未経験といえども、さすがに「借方と貸方って何?」という段階から実務に入るのは厳しいものがあります。

そもそも「簿記は生理的に無理」という人もいるので、経理へ転職する前に自分で適性を判断するためにも日商簿記を勉強するのは必須と言えます。

初心者でも働きながら半年から8ヶ月ほど勉強をすれば簿記2級に合格できる人が多いです。独学をする場合には、「サクッと受かる」シリーズが読みやすく分かりやすくてオススメです。

2級の商業簿記、工業簿記、1級まで販売されています。日商簿記は年に3回実施されているので、サクッと受かってしまいましょう。

もし独学が不安な場合は、上記「サクッと受かる」シリーズを発行しているネットスクールのWeb講座もあります。

面接では自分の都合を話さない

  • 潰しが効く
  • 経理職は他の一般事務に比べて給与が高い
  • 会社はどこでも良い

確かに、今の時代は大企業ですら倒産やリストラの可能性があるので、会社が潰れても転職市場で評価されるスキルを身につけた方が良いのは間違いありません。

実際、財務経理はITエンジニアほどではないものの、他の職種に比べて転職市場が活発で、年齢を重ねても転職しやすいです。

「新卒入社、定年まで勤める予定で経理一筋です」という人の方が珍しく、採用担当者も中途入社である場合が少なくありません。

従って、採用担当者も「経理スキルをつけて転職市場での価値を上げたい」という志望動機についてネガティブな感情は持っておらず、本音を無理に隠蔽する必要はありません。

しかしこれらは皆さんだけの都合なので、それだけだと「自分の都合しか考えない自己中なやつ」ということで落とされてしまう可能性が高いです。

「潰しが効いて給料が高い」という本音を持っている分には構いませんが、面接では会社の都合を考えて話しましょう。

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自己PRの作り方

採用担当者が経理担当者として欲しがる人材の特徴は以下の通りです。

経理として評価される人材の特徴
  • 優先順位をつけられる人
  • 積極的にコミュニケーションを取る人
  • 自分から主体的に勉強する人

    理由は経理に向いている人の3つの特徴【未経験での経理転職希望者必見】で詳しくご説明していますのでご参照ください。

    経理の面接官は、上記のスキルが経理で必要となることを理解し、その適正がある人を欲しがります。

    皆さんが会社に貢献してくれることが確認できれば、たとえ皆さんが「潰しが効くので経理を希望する」という本音を持っていたとしても「採用したい」と思ってもらえるはずです。

    自分のPRをする前に、経理に求められる人材が上記3点だということを理解していることを伝えるだけでも印象が違います。

    応募者1
    経理は正確性が重要ですが、一方で締切を守らなければいけません。経理では絶対に間違えてはいけないところと、ミスが許されるところを見分けて素早く処理することが重要だと思いますが、私は優先順位をつけるのが得意です。例えば、今の接客の仕事では・・・

    応募者2
    経理は、締切までに他の部署から必要な情報を収集する必要があり、他部署とのコミュニケーションが大変重要だと考えています。私は営業としてお客様とのコミュニケーションを大切にしており、例えば・・・

    応募者3
    経理は常に変化する会計制度などに合わせて新しいことを勉強していかなければならないと思いますが、私は現職でも新しいことを貪欲に学ぶよう意識してきました。例えば・・・

    といった形で、上記3つの特徴に合わせられるよう自己PRを組み立てられれば立派なアピールになります。

    志望動機の作り方

    2級に合格したら転職エージェントか転職サイトに登録して応募を進めていきますが、ここからは具体的な志望動機の作り方です。

    「潰しが効く」というと聞こえが悪いですが、「専門的なスキルを高めていきたい」と言うと(言っていることは大して変わりませんが)印象が変わります。

    なぜ専門的なスキルを身につけたいのか?という理由は人それぞれだとお思いますが、私の場合は以下のように説明しました。

    TATSUYA

    私は当初Web業界で営業を担当していましたが、プログラミングやデザインに関する専門的な知識がなかったので、お客さんから質問があったときに都度細かいことを確認しなければなりませんでした。

    営業の人によっては専門的な知識がなくても会話力や雰囲気で受注してしまう人がいたのですが、私は専門的なところがブラックボックスになってしまうとお客さんからの質問に答えられないので、専門知識を身につけたいと思いました。

    しかし文系の私がプログラミングなどをゼロから学んでいくよりは、会社経営の基礎である経理の専門知識と身につけたいと思い経理を希望します。

    なお私は前々職で人事総務や法務など、営業ではなく管理部門の他職種を経験している時期もありました。

    そこで、人事や法務ではなくなぜ経理なのか?ということも聞かれました。

    TATSUYA
    経営者には魅力的な方が多く、経営者のサポートができる仕事がしたいと考えていました。会社の経営者の考え方や方向性などが会計には表れるので、法務や人事よりも経理に興味を持ちました。

    という回答をしました。

    エンジニアや営業の方であれば、会計ソフトやERPを扱っている会社の営業やエンジニアへ転職して経理や内部統制に関する知見を深めてから、本当に興味があれば再度経理へ転職する、という流れの方がリスクは少ないと思います。

    会社別の志望動機

    経理職種の場合、新卒の就職のときに行うような企業研究とか経営理念などはほどほどで構いません。

    面接で会社の事業内容について質問をされたことなど、ありませんでした。

    私は30歳で転職活動をしたとき様々な企業の面接を受けましたが、正直なところ経理マネージャー自体が会社のビジネス内容を正確に理解していないのではないかと感じるケースすらありました。

    では

    面接官
    多くの企業がある中で、どうして弊社の経理職種へ応募したのですか?

    という質問にはどのように答えれば良いでしょうか?

    それは、会社の規模や状況に応じて回答しましょう。

    「経理」と一言で言っても

    • 大企業か中小企業
    • 上場か非上場か
    • 海外進出をしているか
    • 連結子会社があるか

    などによって業務内容はだいぶ異なります。

    私は経理をやりたいというより海外と関わりたいというのが本音だったので、海外子会社のある企業しか受けませんでした。

    大企業の場合は高度な処理を身につけられますが、経理業務全体のごく一部しか経験できない場合が多いです。

    例えば、債権だけ、債務だけ、給与だけ・・・などです。

    中小企業は大企業ほど高度な経理スキルは要求されませんが、一人で幅広く見なければならないことが多いです。

    まとめ 採用担当者の本音を理解する

    繰り返しになりますが、経理担当者として欲しがる人材は以下のような人材です。

    経理として評価される人材の特徴
    • 優先順位をつけられる人
    • 積極的にコミュニケーションを取る人
    • 自分から主体的に勉強する人

      自分がその要素に当てはまるか考え、もし当てはまるならぜひアピールをしましょう。

      もし全く当てはまるところがなければ、逆に経理へ就職してしまうと転職後に辛くなってしまうかも知れません。

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