面接の写真

海外就職での面接も基本的には国内と同じですが、海外特有の質問もありますので予め準備が必要です。

面接スケジュールの調整

在職をしながら転職を進める場合には、面接スケジュールの調整が最も大変です。現職を続けながら、同僚や上司に気づかれないように面接の時間を確保しなければなりません。外回りならまだしも、内勤の方が面接スケジュールを調整するのは本当に大変です。この点、海外就職は国内に比べてスケジュールを調整しやすいです。

一次面接

対面での面接をするには渡航する必要があるため、日本のように毎回対面での面接をするわけではなく、書類選考の後の一次面接はスカイプで行います。スカイプを利用するため、時差を利用して柔軟に面接スケジュールを調整できます。

日本とアジア各国との時差
  • 1時間 :中国大陸、香港、台湾、マレーシア、シンガポール
  • 2時間 :ベトナム、タイ、インドネシア(ジャカルタ)、カンボジア
  • 2時間半:ミャンマー
  • 3時間半:インド

1時間程度だとなかなか調整が難しいかもしれませんが、インドのように3時間半もの時差があると日本時間の21時でもインドは17時半です。

また、スカイプ面接は静かな場所であればどこでもできるので、仕事が終わったら職場近くの(ルノワールなど)静かなカフェで面接をすることもできます。

※近すぎると同じ職場の人に見つかるリスクはありますが・・・

日本の面接のように移動時間を考える必要もないため、面接スケジュールを調整しやすいです。また時差の他、日本と海外とでは祝日が異なるため、日本の祝日を利用して日中に面接を受けることも可能です。

最終面接

タイの場合には最終面接は対面での面接を要求されることが多いのですが、インドやベトナムのように人気のない国では最終面接までスカイプであることが多いです。「対面での面接限定」などと言っていたら誰も集まらないからです。

しかし個人的には、最終面接は下見も兼ねて現地へ渡航することをお勧めします。内定をもらってビザを取ってから移住した後で、想定していた環境と全く異なり「こんなところ住めない」ということになる事態を防ぐためです。

また、現地へ足を運ぶことで企業に対して海外就職への覚悟が伝わります。

ただ、日本からアジア各国へ渡航をして下見と面接をするとなると、2~3泊ではとても足りず、渡航するなら1週間は余裕を見る必要があります。しかも、土日には面接はできませんので、平日に面接の時間を確保する必要があります。

一般的には、ゴールデンウィーク、お盆や年末年始などの(飛行機代が高い)日本の長期休暇の時期に渡航するしかないのではないかと思います。それ以外の時期でも、1週間程度の有給を取ることが可能な方はその有給を利用して面接を受けると良いかと思います。

1週間以内にまとめて面接の日程を組めない場合には、最初に一度下見へ来て、面接は最終までSkypeで済ませるというのも良いかも知れません。

なお、長期休暇を全く取れない職場の人は「長期休暇が取れないから永遠に海外就職できない」ということになりかねません。

その場合は、思い切って退職してから面接を受けるか、現地の下見は諦めて(動画やネットでできる限りの情報を集めて)、スカイプ思い切って飛び込んでみるのもアリかと思います。

面接時の服装と持ち物

服装は日本の時と何も変わりません。

面接は手ぶらで大丈夫ですが、念のため履歴書と職務経歴書を作成されると良いかと思います。

面接で聞かれる質問

日本の面接と同じ質問
  • 会社への志望動機
  • これまでの職務経歴
  • 自分の強みと弱み
  • 将来のビジョン

上記の質問は日本と同じだと思いますが、この他に海外就職特有の質問があります。

海外就職特有の質問
  • なぜ海外で就職したいのか
  • なぜこの国を選んだのか
  • いつまで働く予定か(帰国予定)
  • 海外就職について家族はどのように考えているか

私の場合は以下のように説明しました。

海外就職特有の質問への私の回答
  • 学生の頃から好奇心が強く異文化体験が好きだが、旅行だけでは表面的なことしか分からず、実際に住んでより深く異文化理解をしたい。
  • 複雑な状況を整理して分かりやすく説明することが得意なため、海外の状況を整理して日系企業に説明する仕事で強みを活かせると思った
  • 日本人が少なく現地採用でも裁量の大きい仕事が任せられるインドでチャレンジしてみたいと思った。
  • インドは物価が安いため、暮らしやすいと思った。
  • 「英語で外国人のプロジェクトマネジメントができる」と言えるようになるまで頑張りたい。
  • 家族も理解し応援してくれている。妻は一緒に来てくれている。

英語面接について

欧米系や現地企業の場合は英文履歴書を提出、面接も全て英語で行われるのが普通です。日系企業の面接は通常日本語で行われますが「経歴と志望動機を英語で説明してください」などの簡単な英語レベルチェックがある場合があります。

なおインド系、欧米系の会計事務所ではとても細かい質問をされることがありました。

・四半期決算で発生したエラーと、それに対する対策を教えてください

・内部統制で防ぐことのできるリスクと内部統制の限界について説明してください

などです。具体的なケースで、どのように思考・行動するのかを問われました。英語力に自信がない場合には、初めての海外就職では日系企業を中心にチャレンジするのが良いかと思います。

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