チェンナイ国際空港 アライバルビザ・両替・ATM・SIMカード

TATSUYA
ようこそチェンナイへ!1年ほど在住しているTATSUYAと申します。

皆さんは恐らく、出張や駐在、バックパッカー旅行で初めてチェンナイへご訪問のことと思います。

1年前に初めてチェンナイ空港へ来たときには、あまりにも情報がなさ過ぎて不安に思いました。

この記事では、インドのチェンナイ国際空港へ到着したときに必要となる両替、現金引き出しといった情報をご紹介します。

この記事を読めば、チェンナイ空港へ到着するときの不安が解消されます。ご不明点があればコメント欄からお願いします。

なお空港から市内への移動方法についてはインドのチェンナイ国際空港から市内への3つの移動方法という記事にまとめていますのでご参照ください。

また、チェンナイ空港から出発するときに必要となる情報についてはインド・チェンナイ国際空港の出発エリアとラウンジという記事をご参照ください。

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アライバルビザ

インドでは滞在日数が60日を超えない日本人と韓国人に対してのみアライバルビザが認められています。対象となる空港はデリー、ムンバイ、コルカタ、バンガロール、ハイデラバードの他チェンナイ空港も含まれています。

アライバルビザが関係ない方は、この章は読み飛ばしてください。

アライバルビザでインドへ来る場合、日本人がアライバルビザでインドに来られるということを英文で説明した文書を準備した方が良いです。具体的には、こちらのページを印刷して持参しましょう。

インド国外のとある空港のカウンターでインドのビザの提示を求められ、「インドへはアライバルビザで入国するからビザはない」と説明しても「インドにアライバルビザなどあるはずがないだろう」と言われ、揉めたことがありました。

その時はこちらのページを見せて説得しましたが、始めから印刷しておいた方がスムーズです。というのも、旅行者がある国に入国できなかった場合、その旅行者を送り返す責任が航空会社にあるため、有効なビザを確認できない旅行者は飛行機に乗せてくれないためです。

VISA ON ARRIVAL

チェンナイ空港へ着くと、入国審査のカウンターの前の左側に上記の写真のような「Visa on Arrivals」と書かれた看板だけがありますが、人がいるのは見たことがありません。アライバルビザを申請したい場合には、奥の事務所から係員を捕まえてきて申請する必要があります。

また、インドのルールは突然変わることもあるため、出発日の直前に突然アライバルビザが停止されるという可能性もゼロとは言い切れません。

個人的には、面倒ではありますが可能であればe-Visaか通常の観光ビザを事前に取得してから入国されることをおススメします。

両替・ATM

国際線到着ターミナル内の両替所とATM

国際線ターミナルの到着エリアには、空港内に両替所とATMがあります。

チェンナイ空港国際便到着ゲート両替屋

チェンナイ空港国際便到着ゲートATM

チェンナイ空港には受託手荷物を受け取るレーンが4つありますが、2番レーンの前に両替所とATMがあります。

チェンナイ空港国際便到着ゲート出口への通路

そして、手荷物レーンと税関検査を過ぎて出口へ向かう通路にももう1件両替所があります。空港を出てしまった場合にも、両替所もATMもあります。但し、かなり離れていて分かりづらいので空港内でルピーを手に入れる方がオススメです。

レートの関係で、両替よりはATMからの現金引き出しをオススメしますが、ATMが壊れていることもあるので、その場合は両替するしかありません。

両替は最低でも1万円からということでした。レートが悪いので1万円だけ両替して、あとはチェンナイ市内に無数にあるATMから現金を引き出しましょう。

空港外にある両替所

チェンナイ地下鉄空港駅両替屋

空港外にある両替所ですが、1箇所目は空港を出て「メトロ」と書かれた案内に従ってメトロ駅へ向かうと、改札の前に両替所があります。

ここでも両替ができますが、メトロの運行が終了する夜10時には閉まります。

成田からの全日空直行便は夕方着のため問題ないと思いますが、チェンナイ空港へ到着する国際便の多くは深夜便のため、正直なところこの両替所は使いものになりません。

続いて、2箇所目の両替所をご紹介します。こちらは深夜でも開いています。

場所は国際線ターミナルの出発階です。出発階への行き方は少し分かりにくいのでご説明します。

国際線到着出口

国際線の到着口を出ると上の写真のような光景の場所に出ますが、ここを右に曲がります。車道沿い(タクシーなどが並んでいると思います)をひたすら歩きます。

この車道を10分ほど歩くと、"LIFT TO DEPARTURE"と書かれた、出発ロビーへ行くエレベーターがあります。途中、何ヶ所も階段やエレベーターがありますが、出発階へは到着できないダミーなので無視してください。

チェンナイ空港 ダミーの階段

間違えてダミーの階段を上ってしまうと、5階くらい登らされた挙句に上の写真のような謎の行き止まりへ到着します。インドは舐められません。

チェンナイ空港国際線エレベーター

一番奥の方に”LIFT TO DEPARTURE”と書かれたエレベーターがありますので、ここを登って出発階に行ってください。

国際線出発階両替所

出発エリアのへ入場するには航空券の提示が必要ですが、両替所は建物の外にありますので航空券の提示は不要です。

空港外にあるATM

国際線ターミナルは出場してしまうとATMがありませんが、国内線ターミナルには到着口を出た外に2箇所ATMがあります。

国内線到着ロビーATM チェンナイ空港国内線到着ロビーATM

国内線ターミナルは、国際線到着出口を出てから左に曲がって車道沿いに15分ほど歩くと到着します。

万一、国内線ターミナル到着エリア外のATMが2つとも壊れていた場合、エレベーターで2階の国内線ターミナル出発階へ上がるともう1台ATMがあります。

※他の方のブログで、メトロの駅を挟んで反対側にATMがあるという情報がありましたが、2019年7月現在では閉鎖されています。

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SIMカード

デリーやムンバイの空港ではSIMカードを購入することができますが、チェンナイの空港ではSIMカードは販売していません。街中でSIMカードを購入する必要がありますが、GoogleMapなしに市内まで移動するのはリスクがあります。

街中でSIMカードを購入する場合にも、アクティベートという謎の作業があり、SIMカードを購入してから使えるようになるまで12時間ほどかかります。タイのように、SIMカードを挿してその場で使えるわけではありません。そして、インドでSIMカードを購入するにはインド人の知人の名前が必要となります(どうも店舗によって違うようですが)。

インドに来てすぐにネットが使えないと不便なので、日本で予めSIMを購入することをオススメします。

 

SIMカードがあれば、短期滞在であれば問題ありませんし。長期滞在の場合もとりあえず空港からホテルまではGoogle Map等を利用できます。
チェンナイのプリペイドタクシーは安全ですが、Google Mapを使えないというのはやはり不安なので必ずSIMを携帯することをオススメします。
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